大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ひさしぶり(2)

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私:NHK for school が方言を取り上げている。 ひさしぶり(2)
へーさしぶり(愛媛ほか)
ごぶさた(三重ほか)
ええさっさあわんじゃったのもう(福岡ほか)
やっとかめ(愛知ほか)
君:全国の一部の方言の紹介ね。
私:「へーさしぶり(愛媛ほか)」のみコメントさせていただこう。残り三つは別稿に。これは書くまでもなく「ひさしぶり」の音韻変化で説明できるでしょう。アクセントも共通語と一致している。
君:「ひさし」が「へーさし」に、つまりは3モーラが4モーラになっちゃったのね。
私:その通り。というか「ひさしぶり」の5モーラが「へーさしぶり」の6モーラになったという事だ。長音化、とも言う。
君:要は日本語の最小語条件が働いたのよね。
私:うん、そうだ。日本語はアルタイ諸語に属するモーラ語という言語学的特質を有する。要は二拍が最小語で、これの整数倍が日本語のリズムに合う。皆が無意識にやっている。
君:どうして「ひさしぶり」そのものが音韻変化しなかったのかしら?
私:「ひさしぶりだ」の6拍が言いやすいからでしょう。
君:「ひさしぶり!」はどう説明するのよ。
私:その時は休拍が入る。つまり5拍「ひさしぶり」+1拍の休拍。俳句は五七五ではなく五拍+三休拍と七拍+一休拍の組み合わせ。
君:つまり俳句は一句が24拍。 ほほほ

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