大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 方言学
漢字「驒」に関する一考察(2)
私:漢字「驒」に関する一考察の続きだが、ふと思った事がある。
君:いやだ。やめてよ。大した思い付きじゃないくせに。
私:聞く前からの決めつけはよくないな。
君:ではどうぞ。手短にね。
私:「驒」の漢字は偏旁であり、馬+弓矢である事をお披露目した。「驒」って戦争に使われた馬とか、流鏑馬(やぶさめ)などのスポーツの馬かな、と考えたいのだけれど、手元の角川漢和中辞典にそのような記載はない。これが一つ目の疑問。AIを含めてネット検索などもしたが、答えは出なかった。
君:つまりは戦争馬とか、馬術という説は嘘という事ね。
私:かもしれないね。更なる調査が必要な事だけはわかった。
君:一つ目、と言う位だから、もうひとつあるのね。
私:うん。「驒」の意味は要するに「うま」の意味なのだから、つまりは「飛驒」は飛ぶ馬、つまりはペガサスの事じゃないかと思って、飛騨地方に天馬の商標などがないか、調べたが、みつからず。飛騨と言えば「さるぼぼ」で、こちらは相当に数が多い。
君:それは的外れというものよ。「ひだ」という音韻があったところへ、大宝律令で「飛驒」の漢字を当てた、つまりは当て字。要するに語呂合わせに過ぎず、ペガサスは関係ないわよ。
ほほほ