大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 山田文法
形式用言
私:山田文法の「形式体言」について言及したが、山田文法では「形式用言」というものがある。意味が抽象的で。実質的な概念のある用言(実質用言)の後に添えて用いられる用言。実質用言と形式用言は対の概念。尚、山田文法でも用言の定義は、動詞・存在詞・形容詞、この三種類。形容動詞の概念はなく、副詞+存在詞、と定義される。
君:形式用言は実際には三種類ね。存在詞「あり・おり・はべり・いますがり」、形式動詞「す為」、及び形式形容詞「ごとし」。
私:うん。山田文法の品詞分類では「あり」は「存在詞」と定義され、つまりは動詞以外の品詞と認定されるので、学校文法でいう所の「ラ行変格活用」という概念もない。佐七が各種の文法用語をごっちゃにして語る事は読者の皆様をいたずらに混乱させるだけの事なので、この辺りが悩ましいところ。
君:逆に、文法好きの飯のタネというわけね。
私:すこし脱線した。話を戻そう。形式用言は日常語で多用され、また今後も種類が増え続けていく品詞だね。といっても、形式動詞「す為」の事だけれど。
君:日本語のコーパス解析という事ね。「メールをする」「ファックスをする」とは言わなくなった日本人。電話する、メールする、ファックスする、つまり報告して休憩する。
ほほほ