大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 地名

かなやま(下呂市金山町金山)

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私:金山はJR高山線の飛騨金山駅がある町で飛騨の玄関口。飛騨川が流れる。下流は中山七里という渓谷で、この渓谷が飛騨と美濃を分ける。
君:飛騨金山というのはそのような意味があるわね。
私:東京駅と品川駅との関係が、名古屋市では名古屋駅と金山(かなやま)駅。つまりは名古屋の金山との区別のためじゃないかな。下呂も名古屋も金山は平板アクセント。蛇足ながら岐阜県にはもうひとつ、多治見市金山町がある。
君:今回は飛騨金山の地名の由来を調べたのね。
私:古くは延喜式に「金山河渡子」の記載がある。往古当地では金が採鉱されたという説があるそうだが(金山町誌)、真偽のほどは不明。延喜式は養老律令に対する施行細則を集大成した式(律令の施行細則)をまとめた法典。
君:その後にも金は採掘されたのかしら。
私:一切、記録が無い。金山は瑞祥名という認識でいいのじゃないかな。読みは被覆形だが、古代からでしょう。江戸時代は幕府領、尾張領、明治には武儀郡に所属という事で飛騨・美濃の境にて行政の線引きが繰り返された地方だ。上述の飛騨金山駅が出来てからは飛騨の玄関口として知られるようになった。
君:何のことはない、飛騨金山は平安時代からの一般瑞祥名。 ほほほ

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