大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム
方言学用語一覧 (1010 terms as of 2025/12/17 edition)
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い
う
え
お
か
き
く
け
こ
さ
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せ
そ
た
ち
つ
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と
な
に
ぬ
ね
の
は
ひ
ふ
へ
ほ
ま
み
む
め
も
や
ゆ
よ
ら
り
る
れ
ろ
わ
相手敬語:対者敬語ともいい、話し相手に対する丁寧語。
相手の受け身:有情である二格の受け身。佐七が犬に吠えられた(=犬が佐七に吠えた)
あいまい文:文節の切れ目のとらえ方で複数の意味解釈が出来る文。
曖昧アクセント:アクセントの高低差が小さく、型の区別が曖昧なこと。
青本(あおほん):江戸時代の音韻をうかがい知られる絵入り短編読み物。
青表紙:青本。
アクセント核:下がり目、つまりアクセントの滝、の直前の拍。
アクセント対応:諸方言において複数品詞に関してアクセント型が一対一で対応しつつ違った形で現れる現象。金田一春彦分類。
アクセントの滝:日本語は強弱アクセントではなく高低アクセントと言われ、高から低への下がり目を示す。つまり上がり目が何処かはさしたる意味は無い。
アクセントの表記法:各種。要は滝の位置、あるいは核の位置の情報の表現が各種あり、多元的であるという事。
アクセントの山:単語や文節の中で高く発音される拍または音節。
アクセントの類別語彙:本土諸方言の共通祖語におけるアクセント型の対立グループの事。
アクセント類:金田一春彦によるアクセント対応分類。名詞では一拍と二拍に3と5、動詞では二拍と三拍に2と3の類が存在する。
アコモデーション:話し手が意識的、あるいは無意識的に言葉遣いを調整する事。
アスペクト:動作のある時点における内容、過程、様相を取り出す事。進行相、結果相、反復相、結果相、将然相、痕跡相。
東歌:万葉集の一部、中央と異なる歌、方言の先駆。
頭高型あたまだかがた:第一拍がアクセント核である事。
あめつち:平安初期の手習い言葉。ア行とヤ行「え・ゑ」を区別
誤れる回帰:過剰修正の事。誤った回帰。誤った修正形。
あゆひ抄:富士谷斉章(なりあきら)1778。品詞分解の嚆矢。
改まり語:広義の敬語4種の一つ。しばらくお待ちください
アルゴーの言葉:隠語の事。仏語 Argot。
アルタイ語:ロシア連邦アルタイ地方の言語。
アルタイ語族、アルタイ諸語(あるたいしょご):言語学の分類単位の一種で、主に西アジア・中央アジアから北アジアの諸民族によって話される諸言語。
ア列拗音:きゃ、しゃ、ちゃ。
イエスシ読本:第一期国定教科書(1904、椅子・枝・雀・石)。
イエズス会:日本での布教を目的としてポルトガル語で中世日本語音韻を記す。
イ音便:書きて->書いて。平安時代から。
位格:~に。場所を表す格。
意義素:語の意味形成における最小要素。少女は人間、女性、未熟の三意義素から成る。
育児語:ワンワン、等、幼児と話す目的の専用語。
イ形容詞:ナ形容詞(形容動詞)に対峙する狭義の形容詞。単独使用で感情(ああ寒い)、接尾語サで名詞(寒さ)、接尾語ゲで形容動詞(楽しげ)・
イ語尾:形容詞終止形語尾及び助動詞終止形語尾がイとなるもの。九州地方はカ語尾。
意識される方言:広く国民に意識される方言。有力な方言とも言う。商品名等に用いられる方言が代表。
位相:言葉の個人差と場面差を包括した概念。武士言葉、郭言葉、忌み言葉、接客用語等の総称。
伊曽保物語:中世日本語をローマ字表記したイソップ物語。キリシタン資料。
一次アクセント:類聚名義抄にある平安時代のアクセント体系。
一型アクセント:型の区別がないアクセント。尾高一型~と無型~のふたつがある。
一型化:アクセントの型の区別が無くなり一型アクセントになる事。
一段化:上二段動詞が上一段動詞、及び下二段が下一になり共通語の活用になる事。
一方向仮説:諸言語において具体語・個別語・自立語は抽象語・一般語・拘束形態素に発展するという仮説。
一本調子:アクセント高低の変化が小さく、あってもワンパターンに近い事。
イディオレクト:一個人が持つことばの体系。個人語、とも言う。
糸魚川浜名湖線:日本の方言を東西に分ける日本最大の言語境界線。ない・ぬ、ゐる・をる、等。
忌み言葉:例えば青森では、お山さいぐ、恐山へ、つまり死期が迫る事。飛騨方言、焼かにゃ治らぬ、不治の病の事。
意味論:ことばの文字通りの意味を考える言語学。言外の意味を考える語用論に対立する立場。
意味の逆転:同一の語形が地域または時代によって逆の意味になる事。
異名:俚言に同じ。珍しい言い方。
イメージ創出言語:生活方言ではなく、観光イメージ等、現代方言のローカル性。
入り渡り鼻音:鼻濁音の一種。濁音の直前の母音が「ン」。東北方言。中世の畿内音韻。
依頼型:買い物「一万円でお願いします」、他に確認型「これでいいか」
祝の森コトバ:愛媛県宇和島市南十キロ祝の森の言い回し。動詞とその補足語修飾語を逆に言う事で知られた。
イントネーション:雨はやんだ、と雨はやんだ?の違い等、ピッチ変化で言葉に意味の違いを与える事。
咽頭音:舌根->咽頭壁
インフォーマント:方言調査における情報提供者、つまり方言の語り部。
上からの変化:教育による共通語の普及化。
ヴォイス:能動・中相・受動の欧米語概念。(ラ)レル・(サ)セルに相当。
ヴァーチャル方言:演劇などに現れる現実の方言のデフォルメ形式
ウエルフェア・リングイスティクス(Welfare Linguistics):共生の言語学。共通語教育と対峙する社会言語学的立場。
上向き待遇:いわゆる敬語の事。卑罵表現に対峙する。
ウ音便:動詞完了形が、買うた、笑うた、等。
浮き上がり調:(これ)かわいくない?において、わ・な・?の3核であるところをな・?が平板化する現象
ウチナーヤマトグチ:沖縄大和口。伝統的沖縄方言に対し現代の沖縄方言。
打ち言葉:チャット等で連打して発信し、話すスピードとかわらないような短文。方言が入りやすい。
ウ列拗音:きゅ、しゅ、ちゅ。茨城や栃木の方言に存在せず。
ウ列拗音のイ列音への転化:例,新宿しんじゅく->しんじく。関東の西南部東北部。
浮世草子:江戸小説のジャンル。浮世人情を雅俗折衷で描く。
江戸語:江戸時代中期の江戸庶民の言葉。上方語と対立。
海の道:列島間に共通言語要素がある事の例え。
宇和島方言:祝の森コトバが一時、研究者でブーム。独特のアスペクト・テンス体系。
ABAB分布:舌の場合、東北北部、中部近畿、九州西部が「した」、ほかの地域は「べろ」
N型アクセント:一型アクセント、二型アクセント、三型アクセントの総称。語の長さに関係なく型の種類が同じ。
遠隔地分布:地理的に離れた二地域に共通する方言。周圏論、海の道、方言孤立発生論、等。
遠心性:授与動詞における与。逆は求心性。
円唇母音:唇をまるめる母音。お・う、の事。
大阪弁キャラクター:府民性に一致した方言ステレオタイプ。名探偵コナンの服部平治、等。
岡崎継続調査:国研による岡崎市の戦後の敬語の変遷の実時間調査。
お国ことば:なまり、俚言に代表される出身地を意識した話し方。
お国自慢:人材、方言、等々について出身地を自慢したい気持ち。
尾高一型アクセント:最後の拍を高く発音する型のみのアクセント。
尾高型おだかがた:三拍以上の語で末語拍がアクセント核になる事。
オ段長音の開合:ロドリゲス日本大辞典は開音・合音を区別の記載がある。現代標準語ではオ段の開音・合音は区別せず長音となるが全国の一部の方言では区別する現象。
おとぎ草子:室町~江戸初期に作られた絵入り童話的短編物。
オノマトペ(onomatopoeia):擬音語、擬声語、擬態語の総称。
オ列拗音:きょ、しょ、ちょ。
音位転倒:音の位置が入れ替わり新たな同意語が形成される事。例・山茶花(サンサカがサザンカ)
音韻:意味の違いを生み出す最小の音声単位。
音韻分布図:標準語制定のための1905全国調査。
音韻文字:ニモーラ以上を表現する漢字、ヒエログラフ、等
音韻論的対立:音声の対立が意味の対立を意味する事。体型と台形。学校と鏡のガは対立性が無い。
恩恵性:授受補助動詞における人称的な方向性。中世はくれるくださる、近世はやる、現代はいただく、等。
音声記号:国際音声記号と数種類ある日本語アクセント表記の二者。
音声学:言語の物理特性の研究。各国語に共通の基礎学問。
音声言語:話し言葉。口語。口頭語。⇔文語。
音節:調律単位の一つで母音を中心とした音のまとまり。
音節結合法則:有坂法則。
音素(phoneme):言語を構成する最小単位としての言語音母音、半母音、子音に三分類される。
音素文字:ローマ字、発音記号、等
音調句:イントネーション句の和訳。
音便:ウ音便、促音便、撥音便、イ音便の四者。
音読みの重層性:。
開音:アウ・カウ・アフ・カフの古代音。
開音節:子音と母音が結びつき母音で終わる日本語に特徴的な音節構造。英語などは逆に閉音節優位。
階級方言:ある社会階層に属する人だけが特徴的に用いる言葉の総称。武士言葉・遊女言葉・宮廷語など。
下位語:例えば桑の実(どどめ)の細分し派生した餅どどめ(良)・犬どどめ(不良)等の言葉。
開合の区別:オ段長母音の開音と合音を区別する事。
下位調音器官:下あごに付属する器官。
下位分類:複合語の修飾部分。対するは上位分類で語根部分。
下位変種:言語の違いを上下に例え、方言を下位、共通語を上位に例える事。
外的条件可能:状況可能の事。
開拗音: 子音の口蓋化自による立的モーラ(ゃゅょぇ)。
外来語:日本語を和語、漢語、外来語、混種語の語種とする見方。
外輪方言・外輪アクセント:北海道方言等、内輪・中輪以外の方言・アクセント。
買えない方言:メッシージ、エール、看板、ポスター、パフォーマンス等。
買える方言:葉書、暖簾、湯呑、提灯、衣類、手拭、食品、酒、かるた等。日本の周辺部と近畿に多く東京には無い。
書き言葉:話言葉に対峙する漢語を中心とした言葉の体系。文語。
係り結び:こそあれ転じ、大阪方言こされ、等。
蝸牛考:方言周圏論を論じた柳田國男の著。
カ行子音:東北、北陸、飛騨、九州南端では鼻濁音の有無で語中のガ行(有りのガ)・カ行濁音化(無しのガ)を区別する。
ガ行子音:同上
ガ行鼻音:鼻濁音の事。鼻をつまんでも話す事のできるガ行。
格:述語と名詞句間の関係を示す名詞の形態的特徴。主格、能格、対格(目的格)、与格、奪格、位格、方位格、具格、共格、属格、所有格。
格助:格助詞
各地発生:方言孤立発生論に基づく全国共通方言
確認型:買い物「一万円でいいか」の言い方。他に依頼型「これでお願いします」。
カ語尾:形容詞終止形語尾及び助動詞終止形語尾がカとなるもの。九州地方はカ語尾。
過剰修正:ある語形を方言形と誤解し、さらなる方言を形成する事。
語りの型:各地にみられる昔話の話し方パターン
学区:西日本の校区・校下に対する東日本の地域共通語。
学校方言:共通語教育の場においてすら用語の地域差がある事への着目。校区・校下の別、教師がさりげなく話す方言等。
活用:述語となる品詞が意味、機能により語変化する事。
活用形:六活用形の事。未然、連用、終止、連体、仮定、命令。
活用語尾:活用形における語幹に続く変化する部分。
カテゴリー化:範疇化。上位語と下位語の包摂関係における上位語の役割。
仮名草子:江戸初期の通俗小説。平易、擬古文的で仮名主体。
可能動詞:五段動詞の語幹+「える」の他、見れる(上一五段化)、来れる(ら抜き言葉)。
可能表現:例えば能力可能(金槌で泳げない)・状況可能(渇水で泳げない)。
歌舞伎:江戸時代、当時の風俗を舞台化した芝居。
上一段化:カ変・サ変動詞の上一段活用。キナイ未然、シレバ仮定。
からいも普通語:からいも標準語ともいう。現代人が話す薩摩方言の別名。
感:感動詞
感・名:感動詞・名詞
間助:間投助詞
漢語:輸入年代により、呉音、漢音、唐音(宋音)に区別。
感情語彙・感覚語彙:微妙なニュアンスにより標準語に訳しがたい方言の表現。
完全な伝統方言:明治中期以降の国語変化、つまり中間方言、を除した明治前半までの方言。
完全な標準語:あらゆる俗語表現を除した規範的国語。
簡素地域:東北・北関東には所謂、尊敬語が無く、対人関係の敬語が未発達な事の例え。対するは複雑地域の近畿。
間投助詞:文中の文節末に使用され、方言らしさ手段となる助詞。
関東べい:関東を代表する方言文末詞べい(べしが変化)を示す。
ギア方言:岐阜愛知方言。東海東山方言、本州東部方言の下位区画。
擬音語:ものの音、生物の鳴き声等を模写する語。
記紀歌謡:『古事記』および『日本書紀』所収の歌謡の総称。『古事記』に 112首 (一説に 113首) ,『日本書紀』に 128首。
疑似標準語:伝統方言の干渉を受けて変容した標準語の発話
魏志倭人伝:三国志のひとつ、古墳時代の倭人の言葉、地名、人名を当時の中国語で記載。
記述文法:方言の体系を実態に即して正確に記述する手段。
擬声語:破裂する音をバン bang 等、言語を超えて想起される音の文字化。
基層説、基層理論(substratum theory):威信の低い言語(基層語)圏に高い言語が輸入され、新たな日本語が出現したのではという日本語起源説。
擬態語:現実世界の状態の人の発音による表象。言語音が持つ音象徴を利用した言語伝達。例、うごめきをニョロニョロ。
気づかない共通語:共通語なのに方言と勘違いする事。死語に近い一昔前の共通語、慣用語とは言い難い共通語など。
気づかない方言:方言意識なく話される方言。これに気づく事が方言に興味を持つきっかけになる事が多い。
気づかれにくい方言:同上。
機能負担量:二語の音声対立における最小対の数。
規範意識:意識的に方言の音韻等を減らそうとする心理
黄表紙きびょうし:草双紙のひとつ、子供向け絵本。
起伏動詞:例えば、さがる○●○など、末語アクセントがさがる動詞。
求心性:授与動詞における授。逆は遠心性。
疑問型上昇調:イントネーションの型のひとつ、上がり調子で諸言語で同じ。
疑問代名詞:人称代名詞の不定称
逆周圏論的分布:周圏論的分布をするものの、実は周辺が新しいパターン。九州のラ行五段化、等
強意の接頭語:ヒン飲む、ツン裂く、ひっぱたく、すっとばす、等々。
共感:やっぱり、ね、等の言い回し。東日本に多い。
狂言:能の間にはさんで上演された滑稽劇。
共時論(synchrony):ある歴史時点の言語状態を追及する言語学的立場通時論に対峙する立場。
共通語:方言の反対概念。模範語、規範語たる概念・標準語とは定義を異にするが混同されやすい。つまり標準語は共通語の一部分。
共生の言語学(welfare linguistics):医療現場での意思疎通等、方言と共通語が共存する社会を模索する立場。徳川宗賢。
共通語化:戦後の国語教育のキーワード。方言語彙と方言音声、この二者の衰退現象を表す言葉。
共通語化率:国研が山形県鶴岡市で20年おきに調査中。
共通語自認意識:首都圏生活者や地方の知識層等にみられる言語意識。実は彼らも方言を話している。
共通語中心社会:方言と共通語の使い分け意識が曖昧で、日常生活に方言の価値を見出しにくい社会。対するは方言中心社会。
共通語の俗語:俗語的共通語とも言い、くだけた言い方。しちゃった、そうじゃん、等々。
共通語話者:首都圏生まれ育ち。どの場面でも共通語を使い、共通語が好き。
キリシタン資料:イエズス会宣教師によりローマ字表記された方言資料。宗教書の長崎版どりちな・きりしたん、唱歌おらしょ等。文学書は天草版の平家物語・伊曽保物語・金句集が代表格語学書。日葡辞書、日本大文典が秀逸。
強調型上昇調:イントネーションの型のひとつ、上がり調子で意味を強調。例、いやなの!。
京へ筑紫に板東さ:室町時代の諺、方向を表す格助詞の地域の違い。ロドリゲス「日本大文典」や「実隆公記」。
近世語:17世紀から19世紀中期までの約250年の日本語。享保または宝暦頃を境に、上方語優勢の前期と江戸語優勢の後期に分ける。政治史では江戸時代。
クオリア:哲学用語。脳が各種刺激を得て一定の感覚を得る事。
屈折語的な方言:石は>いしゃあ、石に>いしー、石へ>いせー。
クレオール言語:ピジン言語を元として完成された言語。ピジンと違い精緻で完成された言語で公用語にもなり得る。
具格:~で。道具を表す格。
クッション言葉:依頼・反論文の直前に挿入する言葉。恐れ入りますが、あいにくですが。
クラスター分析:類似した地域同士をまとめていく事。
グロットグラム:縦・横軸に年齢・地域系列を割り当て、各セルを該当要素で埋めた表。
黒表紙:黒本。
黒本:青本と同じく江戸時代中期の草双紙。内容的には青本とほぼ同じ。
敬意逓減の法則:ことばの丁寧さの度合いが下がり、乱暴に感じられる事。例、きさま。
訓読文:白文(漢文)に返り点、送り仮名をつけたもの。使役「しむ」を使う。和文は「す・さす」
景観言語学:方言による勧誘表現など、地域の景観の一部として使われる言葉の研究。
経験者:僕はわかる。斜格主語(僕にはわからない)、別名は斜格経験者、の反対語。
形:形容詞口語形活用
敬意逓減(の法則):敬語の卑罵語化。例 きさま
形ク:形容詞ク活用、ク活用形容詞
形口:口語形容詞
形シク:形容詞シク活用、シク活用形容詞
形式名詞:実質的に意味が希薄な名詞こと、もの、はず、わけ等の修辞の事。
敬語:尊敬語、謙譲語1、謙譲語2、丁寧語、美化語の5分類。
敬語動詞:非敬語動詞やる・もらう、に対し、さしあげる・くださる。
敬語の成人後採用:子供時代に敬語を学び、大人になり活用する事。
敬語モラトリアム:大学生が敬語の成人後採用に至っていない状態。
形態音韻論:皿さら、が、灰皿はいざらに変化する現象等を考察する学問。
形態素:語根、接辞、接語の総称。ことばを細分解しても意味を持つ最小単位。
形態論:ことばの内部構造や形成過程を形態素の観点から解析する学問。
形動:形容動詞口語形活用
形動タリ:形容動詞タリ活用
形動タリ・ナリ:形容動詞タリ・ナリ活用
形動ナリ:形容動詞ナリ活用
形動ナリ・タリ:形容動詞ナリ・タリ活用
形動ナリ・副:形容動詞ナリ活用・副詞
京阪式アクセント:京都・大阪を中心とするアクセント体系。
形容詞連用形:西日本はウ音便
係助:係助詞
ケー類:順接確定(から)がケー・ケニ・ケン、中国と四国と九州。
激励:方言エール。
ケセン語:山浦玄嗣による気仙沼方言の文法語彙体系。ラテン語化されバチカンに上梓されている。
結果相:ビルが建っている。進行相(建ちつつある)と対峙するアスペクト。
結果態:結果相の状態の事。進行態と対峙するアスペクト概念。
結合語:複合程度が中間で元の語のアクセントによって定まる言葉。例、葉桜、七草粥、雨上がり、晴れ上がる、青白い、物凄い。
原因理由表現:順接確定。から・ので・けー・さかい・はんで・で・よって・に
謙虚嫁配慮:自分の家を謙遜しお嫁さんを立てる事
言語意識:言語を解析的・戦略的にとらえる心。共通語意識、標準語意識、方言意識から成る。
原因理由表現:順接確定
言語運用:言語を文法理解(言語能力・体系ラング)するのみならず実際に十分に活用(パロール)出来る事。
言語獲得:幼児が母語・母変種を獲得する過程。
言語記号の恣意性:方言の語源が古語に由来する等、言語一般に適用される普遍的性質。言語を形と意味の二面性記号ととらえる立場。
言語経済学:方言の拡張活用を研究する分野。方言の社会的地位を経済学の原理で説明する事。
言語行動:各種場面で言語を用いて意図・意思・感情を授受する事。
言語史:言語を空間軸ではなく時間軸でとらえる事。
言語習得:方言話者が共通語を習得、あるいはその逆。
言語接触:言語使用者が異種の言語と接触した結果、取り換え・併用混交・第三の言葉の発明・母語維持のいずれかとなる過程。
言語島・言語の島:ある言語領域内に孤立して存在し特異な区画を示す言語集団。
言語地図:国研調査(1966-74)の日本言語地図を示すことが多い。
言語地理学:言語を時間軸ではなく空間軸でとらえる事。
言語的発想法:具体的な言語行動の背後にある考え方。
言語能力:competence. 言語体系・ラングのみならず言語運用・バロールを習得する事。
言語の拡張活用:方言の土産、グッズ、ネーミング、メッセージ、パフォーマンス、キャラクター、看板、ポスター、エール。
言語の恣意性:言語が指し示すもの(所記、シニフィエ、記号内容)とそれを示す言語記号(能記、シニフィアン、記号表現)の間には必然的な結びつきはないこと。犬を、いぬ、と発音するが特別の意味は無い。
言語不変の四分類:ある言語において集団を二分し(全体、部分)、例外無しの規則(絶対不変法則、合意不変法則)、傾向の規則(絶対不変傾向、合意不変傾向)を知ろうとする立場。
言語類型論:言語の多様性の背後にある共通した制約に着目する理論体系。
蜆縮涼鼓集:江戸前期の音韻の書。四つ仮名及び仮名遣いの規範を記載。
謙譲語Ⅰ、Ⅱ:Ⅰは行為の向かう先への敬語、Ⅱは話や文章の相手への敬語。
現場性:叙述文と違い、会話では文の要素をかなり省略できる。「要る?」
県民性:NHK調査。初対面の人と会うのが気が重いのは青森・福島・愛媛・長崎、最も軽いのが静岡。
語彙ごい:ある時代、地域、作品、資料における語の全集合基本語彙(高頻度広範囲)、基礎語彙(日常で不可欠な語彙)、使用語彙(能動的に話される語彙)、理解語彙(理論的に理解可能)。
広域方言:なんぼ、等、府県にまたがる方言。
口蓋化:子音の発音が本来の調音点を硬口蓋の方向に移動させる事。
口蓋垂音:後舌->軟口蓋の縁・口蓋垂
口蓋垂鼻音:奥舌を後退させて口蓋垂の部位で閉鎖し、鼻腔に息を通す。
高起式:京阪式アクセントで第一拍がアクセント核のもの。
校区・校下:東日本の学区に対する西日本の地域共通語。
硬口蓋半鼻音:ヤ行の j-の音。
硬口蓋鼻音:前舌を硬口蓋へ向けて盛り上げ閉鎖し、鼻腔に息を通す。
口語:話し言葉。口頭語。音声言語。⇔文語。
交互型分布二種の語形が交互に分布する型。シタ・ベロ、フスマ・カラカミ:
口語形:口語文の中で用いられる語形。主として活用語。例「ある」「する」「美しい」「静かだ」⇔文語形。
口語法調査報告書:1906全国調査
口語法分布図:1906全国調査の図
口頭語:話し言葉。口語。音声言語。⇔文語。
硬口蓋音:前舌->硬口蓋
硬口蓋化:キ・ニ・ミ・リ
硬口蓋摩擦音:前舌を硬口蓋へ向けて盛り上げ、その間から出す呼気音。
後舌母音(こうぜつぼいん、あとじたぼいん):ウとオに代表される舌の最も高く盛り上がった位置が最も後ろで調音される母音。
合音:オウ・コウ・オフ・コフ・オホ・コホ・エウ・ケウ・エフ・ケフの古代音、開音と対峙する。
合成語:複数の形態素や単純語が組み合わさった語。
拘束形態素:助詞、助動詞、接辞、語尾など非自立語の総称。
喉頭化音:琉球方言に特有な喉頭の緊張、声門の閉鎖で発せられる子音。
行動の有無:少額の貸した金を首都圏人は催促しないが、関西人はする傾向がある。
コード:言語体系。外国語に対しては日本語というコード。日本語にも方言コード、くだけコード等がある。
コードスイッチング:話し手が場面、状況に応じ言語体系を瞬時に変更する事。
高度経済成長期:東京方言が消失、首都圏という言語圏になる。
孝徳紀:日本書紀の部分。孝徳天皇紀
コーパス:実際に算出され、電子化された言語表現の集合体。
コーホート:コホート。同世代。
後部歯茎音:舌端->歯茎後部
後部要素:合成語を二分した後半部分。
合拗音:拗音のうち半母音 w をそえるワ行拗音 kwa gwa。
公用語:日本語においては標準語・共通語を意味する。知的価値のある言語。
公用文:1952内閣閣甲第16号通知・公用文作成の要領。
交流範囲:生活圏だけに留まらず仕事あるいはネット交流他の繋がり。
呼応:一つの文で特定の要素同士が出現しやすい方言に特有の現象、一種の係り結び。
語幹:活用語における変化しない部分。
国際音声記号:単音(母音と子音)の記号表記。一般的には1996IPA修正版。
国際音声字母:国際音声記号。国際音字。万国音標文字。
国立国語研究所:日本語の科学的研究を目的とする大学共同利用機関。
語源俗解釈:学問的根拠のない語源説。
語構造:複合語における要素間の論理的解釈。
語種:和語、漢語、外来語等の別。
御所ことば:室町時代中期の宮中女官の仲間同士のことば。
語声調:下降か上昇か、音調の種類の対立でのアクセントの区別。
五段化:一段活用、変格活用が五段動詞化する事。否定形の五段化起きらん。命令形の五段化起きれ。サ行の五段化東北でしない->さねー。
国訓:漢字にその意味を表す和語を充てた読み方(例:「水(スイ)」を「みず」)、または漢字本来の意味と一致しない日本独自の読み方(例:アユの表記に本来はナマズを意味する「鮎」)。
国研:国立国語研究所の略。
異なり語数:あるテキストの中で、同一の単語が何度用いられていてもこれを一語とし、全体で異なる単語がいくつあるかをかぞえた数。
語頭母音の脱落:例えばいだく抱く、が、だくに変化する事。
滑稽本:江戸後期、滑稽を強調し庶民生活を描いた風俗小説。
コピュラ copula:愉快だ、等、名詞が述語化する際に共起する要素。
個別化:上位語に下位語を足し、語の意味を詳細化・細分化する事。
コホート:同時出生集団。同世代。
コホート語:コホートが年をとってもコホート内で使い続ける言語。
固有語:漢語、外来語など借用語に対し和語の事。
語用論:言外の意味を扱う言語学の一分野。文字通りの意味を扱う意味論と対峙する。
孤立変遷論:方言周圏論に対し方言は各地で独立して発展したという考え。
混交:二つの語形のそれぞれの部分の継ぎはぎで出来たことば。
混交形:方言と標準語が微妙に組み合わさった言い方。ネオ方言。
コンビニ敬語:マニュアル敬語、バイト敬語等、業種に特有の敬語。
再活性化:一度は消滅しかけた言語が自然に、あるいは教育で復活する事。
最小語条件:人は生来1モーラ語を禁止するという言語学仮説。
再動詞化:動詞連用形+する、の言い回しで同意語を作る事。
催馬楽さいばらく:奈良時代民謡が平安期で宮廷雅楽に再編されたもの。
サ入れ言葉:使役の助動詞「せる」を付ける動詞未然形+させる。
サカイ類:順接確定。近畿と東日本の日本海側
サ行イ音便:サ行動詞連用形のイ音便。例えば、出したをだいた。
防人歌:万葉集巻13.14.20の98首。
下げ核:東京アクセントの特徴。続くモーラが低、自らは高の核である性質。
誘い文句:観光客歓迎に用いる方言。
左右敬語:身分の上下関係ではなく左右で用いる敬語。ていただく。(井上)。
3母音化現象:沖縄方言の大きな特徴共通語。あいうえお5音があいういう3音。
恣意性:=言語の恣意性。
使役形:他動詞は助詞「に」、自動詞は「を」
子音:母音とともにモーラの要素。口が半開きで出る音。
歯音:はおん、とも。舌先と上顎歯が作る音。
子音交替:例えば煙(けぶり)等々語中の一語で子音が入れ替わる事。
子音の挿入:連母音を嫌ってことさらに子音を挿入する事。例はるさめ。フランス語に多く、リエゾンと呼ぶ。
使役:結果事象とそれを引き起こす事象(使役事象)を一つの文で表す事。AがBを走らせた。
歯茎音:舌端->歯茎
歯茎鼻音:舌先をを歯茎につけて閉鎖し、鼻腔に息を通す。 n- 。
歯茎閉鎖音:舌先を歯茎につけて作る閉鎖音。 t- d- 。
歯茎摩擦音:両唇が極度に近づき、その間隙からもれる音。s- z- 。
自己主張他者引き込み:東京語。だから、ほら、~だよね、つまり~
指示詞:こそあど。空間的な直示を表す語類。
指示代名詞:事物の代わりに主語や補語位置に置かれる語。既知の場合、省略可能。近称、中称、遠称、不定称。
事実の誤認:方言の解釈を過って判断・行動に至る事。
指小辞:小さいものに対し親しみをこめて付加する接辞。縮小語尾。縮小辞。どじょっこ、鍵っ子、小皿。
システム:言語体系。
自然談話:観察者の意図による作例、訳出例文、と異なり自然な言語活動をテキスト化する事。
自然物敬語:タブー。太陽、月、雷、等。
下からの変化:教育によるらない、日常語の相互交流による日本語の変化。
自他の対:形態論的、意味論的、構文論的に対応関係を持つ動詞のペア。有対自動詞・倒れる、有対他動詞・倒すこれに対し無対他動詞・叩く、無対自動詞・歩くには自他の対関係に無い。
下町言葉:東京23区の北東部、庶民言葉。対するは同南西部、山の手言葉。
下向き待遇:卑罵表現。敬語の逆。
実時間調査:見かけ時間調査ではなく、実際に10年等、気長に方言の使用実態を調査する事。
視点:話し手・書き手が占める空間的、時間的、心理的な位置、立場。
視点制約:授受動詞では遠心性動詞は与え手目線、求心性動詞は受け手目線という制約がある事。
自発表現:思わず泣けてきた、等、自然あるいは意志に反して生ずる事の表現。
島ことば:八丈方言。八丈語。伊豆諸島の方言。ユネスコ認定世界消滅危機言語。
ジモ方言:その地域方言らしさを強調する方言。ジモティの方言。
社会言語学:社会と集団・個人間の言語の事象、機能を考える学問。
社会貢献:医療現場での方言問題を方言学の手法で解決に導こうとする試み。
斜格経験者:斜格主語。
斜格主語:僕にはそれがわからない。別名は斜格経験者。つまり経験者の反対語。
借字表記:いわゆる宛字。
借用語:漢語と外来語。対するは固有語(和語)。
社交的尋ね:近畿圏に多い、慶事について根掘り葉掘り聞くエチケット。
洒落本しゃれぼん:江戸小説のジャンル、通を主題とした短編小説。
社会方言:地域方言と異なり、社会階層によって異なる言葉。
ジャン言葉:三河方言が東京で流行、全国の言葉になった推量断定の文末詞。
重音節:2モーラから成る音節。
周圏論的解釈:方言周権論を根拠とする解釈
周圏論的分布:中央が新しく周辺が古い分布
終助:終助詞
終助詞:主文末に位置し、話者の種々の心的態度を表す助詞。
終助詞類:文末詞。
周辺分布の原則:都より田舎の言葉が歴史が古い事。
主格:主語を表す格。~が。
主語:文中の名詞句が述語に対して持つ文法的な関係。
授受動詞:中世の中央語に見られる授受の補助動詞用法。
授受表現:与え手と受け手の恩恵関係を表す表現。
述語:項(主語、目的語等)と対立する概念。
首都圏:戦前などの東京方言の時代に対峙し、広く東京を中心とし周辺都市を含む事。
順接仮定:「ば・たら・なら」の地域差。大阪は「たら」を多用。
準体助詞:体言に準ずる動きをする助詞・の例私が買ったのは、結婚したのを知らなかった。
準体助:準体助詞
助:助詞
助数:助数詞
助動:助動詞
助動サ下二:助動詞サ行下二段活用
助動サ下二・助動サ変:助動詞サ行下二段活用・助動詞サ行変格活用
助動サ四:助動詞サ行四段活用
助動サ特活:助動詞サ行特殊活用
助動サ変:助動詞サ行変格活用
助動シク:助動詞シク活用
助動タリ:助動詞タリ活用
助動タ下二:助動詞タ行下二段活用
助動ナ変:助動詞ナ行変格活用
助動ハ四:助動詞ハ行四段活用
助動マ下二:助動詞マ行下二段活用
助動マ四:助動詞マ行四段活用
助動マ特活:助動詞マ行特殊活用
助動ヤ下二:助動詞ヤ行下二段活用
助動ラ四:助動詞ラ行四段活用
助動ラ特活:助動詞ラ行特殊活用
助動ラ変:助動詞ラ行変格活用
助動下二:助動詞下二段活用
助動四:助動詞四段活用
助動特活:助動詞特殊活用
上位語:複合語の語根。対するは修飾部分たる下位語。例 餅どどめ(良)・犬どどめ(不良)の語根たるどどめ(桑の実)の言葉。
上位調音器官:上あごに付属する器官。
上位分類:複合語の語根部分、対するは下位分類で修飾部分。
上位変種:言語の違いを上下に例え、共通語を上位、方言を下位に例える事。
消極的使い分け派:方言は好きだが、使い方は消極的。北関東・甲信越・東海北陸
状況可能:外界の状態がその動作の可能・不可能の条件になる事。
上下関係:上位語と下位語の関係。包摂関係。
条件可能:内的条件可能と外的条件可能(状況可能)の二つがある。
条件表現:二つの出来事・状態が互いに依存して成立する複文構文。順接条件、逆説条件、に二分類できる。
証拠性:話し手が伝える情報の出どころを探る事。直接証拠性と関節証拠性に二大別。
上昇下降調:イントネーションの型のひとつ、上がり調子に続きいきなり下がる型。例、あのさぁ・・。
上昇式:低から高の京都式アクセント。尾高アクセント。
小接辞:たかし高、しずか、ひとつ、こそあど、いかに、どんな
情報構造:聞き手の知識の状態を知り、話者の文字通りの意図がどのように解釈されるかを知ろうとする立場。
将然相:アスペクトの一種。まさに~しようとする。
上代特殊仮名遣い:古代の清音60+濁音27の音韻。
情的価値:方言が持つ心情に働きかける機能。
消滅危機言語:ユネスコ言語地図ではアイヌ語、八丈語、六つの琉球語。
浄瑠璃:室町以降、三味線と操り人形と結合した人形劇。
女子高生方言ブーム:2000初期の社会ブーム、出版ラッシュ。
所有格:~の。所有を表す格。属格。
素声シラゴエ:前田流平曲・平家正節の部分、近世中期の京都方言アクセント。
シラビーム方言 ( syllabeme ):促音・発音・長音が直前の音といっしょになり音節単位でリズムが区切られる方言。非拍方言。
尻上がりイントネーション:銀座は・・、日本が・・、世界に・・、のように間投助詞なしで文節末を強調する事。
真偽疑問文(イエス・ノー疑問文):命題の真偽を問う。学校へ行く?
進行相:ビルが建ちつつある。結果相(建っている)と対峙するアスペクト。
進行態:動作・状態が今現在も続いている様子を表す結果態と対峙するアスペクト概念。
唇歯音:下唇->上歯
心情可能:動作主体の心情がその動作の可能・不可能の条件になる事。否定文の場合は~したくない、という文になる。
新撰字鏡:平安時代の漢和辞典
親族名称:自分を中心とした親族の呼び名呼称(直接相手に呼びかけ)、名称(自分との関係)。
親疎敬語:身分敬語に対し民主化・平等化を使用基準とする敬語体系。
身体語彙:体の部分の呼称の集合。語彙調査・言語間比較における膨大な(地図)資料がある。
新方言:現代に生まれた方言。若い世代に多く、非標準語形、使用者自身が方言として認識、の三条件を満たすもの。若者が標準語にない語彙を方言から取り入れる現象。井上史雄の命名。例「違っていて」を「違くて」。東京新方言。
スイッチリファレンス:主語が次の節と同じである事を当該の節において指示する事。例えば太郎が走りながら笑う、はセンスフルだが、太郎が走りながら花子が笑う、はナンセンス。
ズーズー弁:シとス、ジとズ、チとツの区別が無い方言。中舌母音。
ステレオタイプ:方言を印象付ける特徴性。
ストレス(強勢):音声の特定部分を強く発声し、当該部の意味を強調する事。ストレスアクセント言語(英語)とピッチアクセント言語(日本語)の差の理解に不可欠な概念。
生育地の方言:出身地の方言。エセ方言に対峙。自然な言葉遣い。
生活圏:方言の及ぶ範囲。子供の場合は学区。
生活語:実生活で機能する言葉。方言そのもの。
生活語彙:民俗語彙とも。実生活の言葉。
整合化:形容詞の無活用化現象等、文法的なつじつま合わせ。
西高東低:西日本は敬語が発達し、東日本は未発達。
清濁:日本言語における伝統的な音韻対立。濁音、清音、半濁音に三大別。ライマンの法則は帝大国語学者が気づかなかった国語学上の大汚点。
声調(せいちょう)トーン:言語において音の高低のパターンを区別すること。
声調言語(トーン言語)中国語のようにどんな音の高低のパターンがあるかが問題となる言語。声門摩擦音声門で発する摩擦音。 h-。
声門音:声帯->声帯
世代差:若手医療従事者が老人患者の訴えの理解が困難である事、等。
積極的使い分け派:家族・地元に対しては方言のみ。共通語も好き。使い分けが好き。沖縄・九州・東北・中国
積極的方言話者:方言が好きで公私で積極的に使う。近畿・中国四国
積極嫁配慮:「いい嫁」の連発等
接助:接続助詞
接続:接続詞
接頭:接頭語
接尾:接尾語
接尾カ下二:接尾語カ行下二段型
接尾カ四:接尾語カ行四段型
接尾ク:接尾語ク活用型
接尾サ四:接尾語サ行四段型
接尾シク:接尾語シク活用型
接尾タ下二:接尾語タ行下二段型
接尾タ四:接尾語タ行四段型
接尾ハ下二:接尾語ハ行下二段型
接尾ハ四:接尾語ハ行四段型
接尾バ上二:接尾語バ行上二段型
接尾マ四:接尾語マ行四段型
接尾マ上一:接尾語マ行上一段型
接尾ラ四:接尾語ラ行四段型
接近音:ヤ行の子音
接語:自立語とも接辞とも言えない形態素。例それも読まない読んでもいない。
接合語:複合度合いが弱く、前部のアクセントを生かす言葉。例、木の葉、青い鳥、我が子、七つ八つ、物言う、見て取る。
接辞:それのみでは自発的に発語できず、しかも特定の語幹にのみ付く事が出来る形態素。例、接頭辞・お豆、接尾辞・子供たち。
接続詞:二文の論理関係を示す文節。意味(順接・逆接)と機能(語同士、節同士、文同士、単に前後か、後続部と談話全体か)の二面がある。
接続助詞:従属節・被従属節との論理関係を示す助詞
前舌母音:イとアに代表される舌の最も高く盛り上がった位置が最も前で調音される母音。
絶対敬語:奈良・平安時代の敬語形式。話題の人物(主語)にだれ配慮する尊敬語。また身分・地位により言い回しは固定。
説明累加自己納得:大阪方言。~でね、ほんで~でね、うん
全国一律型分布:全国各地にみられる方言変化が少ない分布。方言化した和語の多く。
全国共通語:地方共通語に対し、現代東京語を示す。
選択疑問文:複数選択肢を命題に提示する事。リンゴ、それともミカン?
前部要素:合成語を二分した前半部分。
川柳:俳諧から派生した短詩形。人情、風俗、社会批判を生きた当時のことばで詠む。
造語発想法:造語の原動力たる論理。
造語要素:造語内の各要素。
相対敬語:話題の人物と目の前の聞き手とを相対的に計量し敬語を使い分ける事。
促音:後続音節の初頭に出現する重子音で後続子音が長くなったもの。例、切符、コロッケ。
属格:~の。所有を表す格。所有格。
俗言:俗語。世間一般の言葉。方言・俚言を指す事もある。
俗語:雅語の逆、俗言とも。世間一般の言葉。方言・俚言を指す事もある。
俗語的共通語:共通語の俗語とも言い、くだけた言い方。しちゃった、そうじゃん、等々。
側面接近音:英語のエル。舌のわきに明らかな隙間。
側面摩擦音:英語のエル。舌のわきにわずかな隙間。
祖語:先祖の言葉。
素材敬語:登場人物敬語。絶対敬語。奈良平安の敬語で話題の人物だけに尊敬語・謙譲語を使う体系。
そり舌音:舌尖->歯茎後部
そり舌はじき音:舌先をそり上げ、歯茎をこすりつつ前へ倒す時の音。
存在表現:ある、いる、おる、の方言学上の諸問題。東西対立、アスペクト形式、敬語表現などの話題。
尊敬語:素材敬語の一種、話題の人物への敬意表現。
対応置換:ネオ方言が標準語と方言コピュラから造成される事。
待遇表現:話し手が聞き手との上下や親疎の関係で語法を使い分ける事。
対格:~を。
ダイクシス(deixis):話し手の視点、私・今・ここ等、を基準に指示対象が決まる事。
第三語形:二つの表現が地理的に接触した場合に合成語ができたり、標準語形ができたりする事。
第三者:話者と聞き手が話題にあげる人物。
対者敬語:相手敬語。
他者尊敬表現:他者敬語
第二方言:転校、進学、転勤等により新たに学習、身に付けた方言。
代名詞:あらゆる対象を示す事のできる自立語。人称-・指示-・再帰-・疑問-。
代名:代名詞
耐えられない同音語:同音異義語かつ同意語に近く会話が困難になる事。
ダ行五段活用:沖縄首里方言「かぶる」。
多型アクセント:東京式・京阪式を更に細分化するアクセント学的立場。
だじゃの松:岐阜県恵那市三郷町殿畑峠の石碑。東・だ(山岡)/西・じゃ(恵那)の境の松の逸話。
たたき音:舌先を急速に持ち上げ歯茎を打って素早く下へ戻る時の音。
他動性:他動詞・自動詞の二分類を否定し、二者は相対的であるという立場。
奪格:~から。起点を示す。
単純化:文法の整合化と発音負担の軽減化の二大柱。方言形成の原動力。
単純語:複数の形態素が組み合わさった合成語に対し単一の形態素から成る語。
短音長呼:西日本に多く、例えば歯をハーと伸ばす事。長音短呼の逆。
タブー:自然物や神仏に敬語を使う事。
タメ口:相手と対等に話す事。敬語を使わない事。
短縮語 truncation:幼児が言語獲得の初期段階で話す省略形の言語。例えばドラえもんをだえもん。
単純語:アクセント学上の最小単位。例、木、クリーム、言う、赤い。
断定:東西対立(だ・じゃ)。指定表現。
だんべ言葉:群馬方言文末詞だんべ(だべしの転)の事。
談話(テキスト)分析:談話(テキスト)は一文より大きい単位で、一文よりはるかに大きな情報を内包するが、それを全て分析しようとする立場。
地域共通語:地方共通語。
地域語:方言の別名。
地域差意識:気付かない方言の分布を全国的に俯瞰する方言意識。
地方共通語:地方の人が改まった場面で用いる方言的特徴の共通語。
中央語:歴史的に政治文化の中心であった地方のことば。
中間的言語変種:ウチナーヤマトゥグチに代表される方言。伝統方言と共通語の言語接触により生ずる第三の方言。
中間方言:母語と習得目標言語の間に介在する言語。母語の影響がが大きく、過剰一般化、個人差が大きいの三大特徴がある。
中舌母音ちゅうぜつぼいん:シとスとシュ、ジとズとジュ、チとツとチュの区別がない方言。例、饅頭マンズー、寿司(すし)、煤(すす)、獅子(しし)が調査語。
中輪方言・中輪アクセント:主に東京式の方言・アクセント。
調音器官:言語を発する身体部位の総称狭義では鼻腔、口腔、舌、喉頭。
長音短呼:九州に多く、例えば爺さんをジサンという事。
直音:自発的なモーラのうち拗音、撥音、促音以外のものの総称。仮名一文字で表せる音韻。
地理言語学:方言分布を地図的にとらえる事。
通時論(diachrony):複数の歴史時点間の言語の差異を追及する言語学的立場。共時論に対峙する立場。
通俗語源:学問的根拠のない語源説。
使い分け:方言と共通語の使い分け
ツッコミ:関西方言の特徴。相手を巧みに協調させるきっかけ
鶴岡調査:国研が戦後に山形県鶴岡市で行ってきた共通語化過程調査。
低起式:京阪式アクセントで第一拍が低い型。
定型表現:挨拶に代表される日常語、昔話の語り形式、方言コスプレに代表される方言語彙、等
提題助詞:格助詞・は、東北方言「~だば」、「~だったらば・~ならば」の略
丁寧語:尊敬語・謙譲語とともに敬語の三分類。
丁寧語化:対者敬語化。
丁寧体:正式な場面における言語、一般的には敬語。
テンス:発生時を基準とする出来事の時間的位置づけ。過去・現在・未来。
転成語:和語の単純語が他の品詞、用法に転ずる事。例,晴,光,見える,細める,暖かい。
転成名詞:他の品詞が変化してできた名詞。動詞や形容詞連用形等。
伝統的音節構造:連母音回避。荒磯ありそ、我妹わぎも、高市たけち。
伝統的方言:明治・大正期に生まれた人達が使用した方言。
伝統方言:伝統的方言。
伝播速度:周圏分布では一世紀で百キロが目安。
伝聞形式:昔話のパターン。東日本はト・ド、西日本はゲナ。
同音衝突:同音異義語により会話に支障が生じ、一方が語変化する事。別の意味の語が同形となり同音語が生じる現象。
頭音法則:古代日本語ではラ行音は語頭にたたなかった事。
動:動詞
動・補動:動詞・補助動詞
動ア上一:動詞ア行上一段活用
動ア下一:動詞ア行下一段活用
動ア下二:動詞ア行下二段活用
動カ/ガ下二:動詞カ/ガ行下二段活用
動カ/ガ四:動詞カ/ガ行四段活用
動カ上一:動詞カ行上一段活用
動カ下一:動詞カ行下一段活用
動カ上二:動詞カ行上二段活用
動カ下二:動詞カ行下二段活用
動ガ上一:動詞ガ行上一段活用
動ガ下一:動詞ガ行下一段活用
動ガ上二:動詞ガ行上二段活用
動ガ下二:動詞ガ行下二段活用
動カ四:動詞カ行四段活用
動ガ四:動詞ガ行四段活用
動カ変:動詞カ行変格活用
動サ:動詞サ行
動サ上一:動詞サ行上一段活用
動サ下一:動詞サ行下一段活用
動サ下二:動詞サ行下二段活用
動ザ上一:動詞ザ行上一段活用
動ザ上二:動詞ザ行上二段活用
動ザ下二:動詞ザ行下二段活用
動サ四:動詞サ行四段活用
動サ特活:動詞サ行特殊活用
動サ変:動詞サ行変格活用
動サ変・形動ナリ:動詞サ変・形容動詞ナリ活用
動タ:動詞タ行
動タ/ダ下二:動詞タ/ダ行下二段活用
動タ/ダ四:動詞タ/ダ行四段活用
動タ上一:動詞タ行上一段活用
動タ下一:動詞タ行下一段活用
動タ上二:動詞タ行上二段活用
動タ下二:動詞タ行下二段活用
動ダ上一:動詞ダ行上一段活用
動ダ下一:動詞ダ行下一段活用
動ダ上二:動詞ダ行上二段活用
動ダ下二:動詞ダ行下二段活用
動タ四:動詞タ行四段活用
動ナ上一:動詞ナ行上一段活用
動ナ下一:動詞ナ行下一段活用
動ナ下二:動詞ナ行下二段活用
動ナ変:動詞ナ行変格活用
動ハ/バ下二:動詞ハ/バ行下二段活用
動ハ/バ四:動詞ハ/バ行四段活用
動ハ上一:動詞ハ行上一段活用
動ハ下一:動詞ハ行下一段活用
動ハ上二:動詞ハ行上二段活用
動ハ下二:動詞ハ行下二段活用
動バ上一:動詞バ行上一段活用
動バ上二:動詞バ行上二段活用
動バ下二:動詞ハ行下二段活用
動ハ四:動詞ハ行四段活用
動バ四:動詞バ行四段活用
動マ上一:動詞マ行上一段活用
動マ下一:動詞マ行下一段活用
動マ上二:動詞マ行上二段活用
動マ下二:動詞マ行下二段活用
動マ四:動詞マ行四段活用
動ヤ上一:動詞ヤ行上一段活用
動ヤ下一:動詞ヤ行下一段活用
動ヤ上二:動詞ヤ行上二段活用
動ヤ下二:動詞ヤ行下二段活用
動ラ上一:動詞ラ行上一段活用
動ラ下一:動詞ラ行下一段活用
動ラ上二:動詞ラ行上二段活用
動ラ下二:動詞ラ行下二段活用
動ラ四:動詞ラ行四段活用
動ラ四・上二:動詞ラ行四段・上二段活用
動ラ四・下二:動詞ラ行四段・下二段活用
動ラ特活:動詞ラ行特殊活用
動ラ変:動詞ラ行変格活用
動ワ上一:動詞ワ行上一段活用
動ワ上二:動詞ワ行上二段活用
動ワ下二:動詞ワ行下二段活用
東海東山方言:ギア方言(岐阜愛知)+ナヤシ方言(長野山梨静岡)+新潟方言。
東関紀行:中世三大紀行文1242 作者未詳
東京語:学校の教科書、マスコミがごく普通に用いる東京で話される言葉。狭義では山の手言葉、広義では共通語。
東京式アクセント:共通語のアクセント。関東、中部、中国のアクセント。京阪式に対峙するアクセント。
東京新方言:地方の方言が東京に入り込み流行する事。新方言。
東京方言:東京語。
統合:隣接する方言の融合。共通語化。
東国方言:江戸時代以前の京・難波を中心とした中央語に対して当方の言語。
等語線:方言分布に於いてある方言的特徴の分布領域の外側に引く線。
統語論:文、節、句の内部構造を解析する事。形態論に対峙。
東西対立:音韻、文法、語彙について東日本と西日本で相違する事。
東西対立分布:東西対立の地図表現
東西方言緩衝部:東西対立に比し両者の特色が混じる中部地方方言の事。
東山方言:とうさん東山道地域の方言で飛騨方言はその下位分類。
動詞:述語になる事を典型とする品詞。
登場人物敬語:絶対敬語。奈良・平安の敬語体系。尊敬語と謙譲語のみ。丁寧語が無い。
東条操:方言区画論のパイオニア
同心円:中央から地方へ方言周圏論的に言葉が伝搬するという考え。
同心円型分布:同上
トーン:音節内の高低パターン。声調。中国語の四声。
トーンアクセント:広義のアクセントの二分類。ピッチ・ストレスのアクセント体系に対峙するアクセント体系。鹿児島方言。
ドキュメンテーション・記録言語学:言語データを半永久的に記録保存するあらゆる活動。
特定性:指示対象が特定されるか否かを問う事特定性太郎は妻(花子)をさがしている非特定性太郎は妻(お嫁)をさがしている。
訥弁とつべん:つかえがちな下手な話し方。
飛び跳ね音調:これ、かわいくない、を平板アクセントで発音、先行文節の核が消失する若者言葉。
飛び火的伝搬:国替え、航路等による方言伝搬
とりたて表現:特定の助詞により存在しない文章との関係を示す事。限定:花子だけ行く極限:花子すら行く。
内省:母語である方言を対象として思考実験する事。
内的再構:清音・濁音ペア、無声子音・有声子音ペアから祖語たる音韻体系を類推する事。
内的条件可能:病気や気分などの一時的条件によって可能の可否を述べる事。
内輪アクセント:主に京阪式のアクセント。
内輪方言:主に京阪式の方言。
斜めの等語線:地域差・年齢差の二次元把握(グロットグラム)から推定される線の傾きが方言伝搬速度を示す
訛りナマリ:標準語形が音声的に変形したもの。
ナヤシ方言:長野+山梨+静岡の方言、行かずか、行くだ、ずら、だらず、等。
喃語(なんご):赤ちゃんことば。母親が意識して語る場合は育児語という。
軟口蓋音:後舌->軟口蓋
軟口蓋鼻音:後舌を硬口蓋へ向けて盛り上げ閉鎖し、鼻腔に息を通す。
軟口蓋閉鎖音:後舌が盛り上がり軟口蓋に接して作る音。 k- g-。
南方説:マライポリネシア語の日本語系統論。
南北対立:気候に関する語に多く、北(日本海側、東北)と南(太平洋側)の違いに着目する事。
南北対立型分布:南北対立の地図化
二型アクセント:鹿児島方言のアクセント。語の長さに関係なく型の種類が二個のみ。
二重敬語:敬語に敬語を更に重ねる事。例、ごらんになられました。
ニセ方言:若者がSNS等に発信する方言的表現。
二段活用の一段化:江戸時代の上一・上二の上一化と下一・下二の下一化。
日琉祖語:古代に存在した日本列島と琉球列島に共通する言語。
入声音にっしょうおん:声門を閉鎖し発音の断止を行う音。-p -t -k の音。
日国:日本国語大辞典全二十巻(小学館)。
日葡辞書にっぽじしょ:中世日本語を記したイエズス会編ポルトガル語訳辞書。
日本手話の方言:手話も自然言語であり地域差がある事に着目する分野。
日本海型方言分布:日本海沿岸に限定する共通方言。代表例 シモヤケの意味でユキヤケ。
日本漢字音の重層性:音読みに呉音、漢音、唐音がある事。
日本言語地図:1966-74の国研調査。
日本語系統論:日琉祖語の研究。南方説、北方説等。
日本語史:上代語(-794),中古語(794-1192),中世語(1192-1603),近世語(1603-1868),近代語(1868-1945),現代語(1945-)
女房詞・にょうぼうことば:室町時代からの宮中の女官の言葉。
人称詞:話し手・聞き手・それ以外を弁別する名詞
人称制限:感情形容詞は第三人称に用いない、尊敬語は第一人称には用いない、等。
人称代名詞:人名の代わりに主語や補語位置に置かれる語。既知の場合、省略可能。自称、対称、他称、不定称。
人情本:江戸後期、義理人情を扱う洗練された会話体小説。
能力可能:状況可能と異なり動作主体の能力が条件となる可能表現。
ネオ方言:標準語と方言の接触による混交形式・中間的スタイル。標準語と方言のバイリンガルがダイグロシア(二言語併用社会)の状況を呈している。真田信治提唱。スピーチスタイルである点が「新方言」とは異なる。例 行か「へなんだ(方言)」+「なかった(標準語)」→「行かへんかった(ネオ方言)」。
昇り核:東京アクセントと異なり京都アクセントのごとく下げ核のみならず上昇式が問題となるアクセントの上昇部分。
祝詞のりと:神道の儀式で神前で述べる独特の言葉。例ことほく=>寿。
バイト敬語:マニュアル敬語、コンビニ敬語等、業種に特有の敬語。
ハ行転呼音:古くは川かは、を、かわ、というようにハ行をワ行で発音する事。
パウルの比例式:a=b のコピュラが既知として a'=x' が与えられた場合に文法的にx'が類推可能な事。
配慮表現:敬語の内容のひとつ。敬語には他に敬意、待遇、ポライトネスの概念がある。
ハ行子音:1600頃は両唇摩擦音、奈良以前は半濁音。
拍モーラ:音韻論における音の長さ、リズムを表す最小単位。
破擦音:ナツ・ザル・オチャ・ジャマ、「ち」や「つ」に出てくる子音。
はる敬語:「なさる」が語源で、近世後半、上方の遊里で「なはる」という言い方に変化、次いで「な」が脱落。
弾き音:舌先が歯茎を一度はじく音。あられのラ行子音
波状仮説:方言周圏論に対し、地方の方言は中央の方言が徐々に広まったとする立場。
撥音:ん、で表記される鼻に抜けるモーラ。
撥音便:活用語の連用形語尾の、に・み・び、が、て・た・たり、に連なるとき、撥音「ん」となること。死にて・死んで、読みた・読んだ、学びたり・まなんだり、および名詞での撥音化現象(かみざし・かんざし)。
発音負担の軽減化:短呼化、連母音等による音韻の単純化
話し言葉:音声言語。口語。口頭語。⇔文語。
噺本はなしぼん:江戸時代文学のひとつ、舌耕文学、落語の原型。
破裂音:バタカバダガ
パロール(parole):個人の一回限りの言語活動。
半疑問イントネーション:半疑問形。
半疑問形:平成からの女性言葉で自信が無い事を暗示する上昇式の肯定文。
判断是正:指定の文末詞・だ・じゃの深層心理。良かれ悪しかれ、認識を改めろ、という気持ち。
判断逡巡派:方言と共通語の使い分けが曖昧な人
範疇化:上位語が下位語を細分、個別化する事。
反復相:結果相と共にアスペクトの一種。建物が次々と建っている。蝉がバタバタと死んでいる。
半母音:ヤ行子音・硬口蓋接近音 [j]とワ行子音・両唇接近音 [β]。
鼻音:鼻に抜ける音
鼻音化:例えば健一「ケンイチ」。
P音考:古代はハ行はパ行であったという上田万年の学説。
比較言語学:二つの言語における系統関係、歴史的変化を考察する分野。
美化語:敬語の五分類。お酒、ご飯。
美化語化:丁寧語化とともに近代的相対敬語のひとつ。
比況表現:比喩を表す表現。例,彼女は女神だ。
非言語メッセージ:ジェスチャー等、言語以外による意思疎通の全体。
非言語:言語以外のものが言語以上に果たす役割を象徴する言葉。
ピジン言語:貿易商人などで自然発生した異言語間の混成語。
非声調言語:英語のように音の高低のパターンを問題としない言語。
鼻濁音:ガ行鼻音の事。
否定形:動詞と否定の助動詞の複合語
否定表現:ある事態の生起・存在を否定する表現述語、しない,副詞、全然、あまり。
一つ仮名弁:ズーズー弁の事。
ヒとシの混同:伝統的東京方言。東をシガシ。
非拍方言:シラビーム方言。
卑罵語:卑罵表現。
卑罵表現:軽蔑表現、軽卑語、卑語ともいい、相手をけなす表現どあほ、てめえ、ぬかす、~やがる。
評価語:方言調査で選ばれる代表的共通語、ないし方言と共通語の差を知るのにふさわしい語彙。
評価スケール:方言に対して持つイメージ調査用の形容詞句。ていねい、きれい、おだやか、ぞんざい、等々。
標準語:共通語から話言葉特有の俗っぽい形式を除いた表現。
標準語化:学校教育・マスコミの影響で全国的に標準語の使用が増加する現象
標準語形使用率:東京を頂点とし、周辺は低いが、近年は全国的に均一化しつつある
非情の受け身:受動態主格が人以外。庭に木が植えられた
品詞:屈折詞・形非屈折詞、名詞・連体詞・数詞・形容詞・形容動詞・接続詞・感動詞・副詞・動詞・助詞・助動詞。
比例式:パウルの比例式。
品詞の転成:元の品詞から他の品詞に転じる事。
複合:同じ意味を表す二つの語が結合して新しい語が出来る事。
フォーカス:文の中で最重要な文節。一般的にはプロミネンスに一致。
フォーマル場面:あらたまった場面
副:副詞
副・形動:副詞・形容動詞
副・名:副詞・名詞
副助:副助詞
複合:同意の二語がそのまま接合し新たな語を形成する事。例、ハタタコ(凧々)
複合語:複合の程度で、強固・癒合語、中間・結合語、弱・接合語。
複雑型分布:多様な方言が錯綜して分布する事
複雑地域:近畿は古くから敬語が発達、ことに京都は天皇から下層社会に至るまで複雑な事の例え。対するは簡素地域の東北・北関東。
副詞:自立語で活用が無く用言を修飾する品詞。
二つ仮名弁:四つ仮名じずぢづを二音じず、で発音する事。共通語。
二つ目の方言:転校、進学、転勤等により新たに学習、身に着けた方言。
フットfoot:日本語では二拍に相当する音韻の最小単位あるいは話のリズム。英語では音節に関わらず等時的な一塊。This・is・the/boy・I・met/yesterday/morning.
普通語:明治初期に使われた。その後は標準語に、戦後は共通語という。
物類称呼:江戸時代の日本初方言辞典
プロミネンス:文の中で高い部分の事。これに対し、文節の中で高い部分をアクセントという。
ふるえ音:調音器官が同じ運動を繰り返す音。
分岐:日琉祖語から現代の日本語への過程。統合の反対概念。
文献音韻史:語頭のハ行子音が万葉時代はP、土佐方言の四つ仮名区別、出雲方言のオ段長音開合区別、等、文献により証明する分野。
文語:話言葉に対峙する漢語を中心とした言葉の体系。書き言葉。
文章意識:方言に対する文体意識。
文体意識:口語としての方言は許せても文章表現では躊躇する意識。
文法化:表現が語彙の羅列ではなく法則に従う事。
文法関係:主語・直接目的語・間接目的語による統語関係。
文法の整合化:ラ行五段化等
文末詞:方言文末詞の略。
文末表現:方言らしさの核心。方言文末詞表現。
分離語:複数の語が複合せず、息の切れ目があり、アクセントが独立例:秋の七草,奥の細道,春一番,猫も杓子も。
閉音節:音節が子音で終わる事。英語、韓国語など。開音節に対峙する言葉。
平曲:平安時代の音韻を現代に伝える平家物語の琵琶の弾き語り。
平曲考:平曲の名手でもある国語学者・故金田一春彦氏の研究書。
並助:並立助詞
平進式:上昇式に対し高く始まりそのままの京都アクセント。
平唇:平唇母音
平唇母音:円唇母音に対し、舌か平らな母音。カナ表記では平唇・円唇の区別は不可能。
平板型へいばんがた:下がり目を持たないアクセントの型。
ボイス(態):能動態と受動態、等、動詞が選択する名詞の格形式に規則が存在する事。
母音:調音時に空気の流れを妨げない肺気流音、有声音、かつ単音二重母音貝恋貧しい長母音数食う。
母音交替:母音を入れ替えて発音する事。例えば複合語でカザムキ、また、イとエ、イとウ、ウとオが入れ替わる事。
母音体系:名古屋が最大(8)、与那国が最少(3)
母音融合:連続する二つの母音が統一されることたかい・たけー。
方位格:~へ。方向を表す格。
崩壊アクセント:無アクセント、一型アクセントの事。
方言:ある土地の言語の全体、即ち音韻、アクセント、文法、語彙すべて。狭義には俚言を示す。
方言意識:方言に対して人が持つ意識。例、京都方言は上品。
方言イメージ:京都方言は上品そう、等。
方言エール:方言メッセージによる非常時などの精神鼓舞の掛け声。
方言化:例えば首都圏で観察されるタメ口。
方言看板:方言メッセージの看板
方言キャラクター:例えば岩鉄拳チャグマオー、怪人エラシグネ(秋田)
方言区画:各地の方言を地理的に分類する事。
方言区画論:東条操、旧藩ごとの方言の上位分類
方言グッズ:方言土産の事。
方言景観:景観言語学の下位分類、言語経済学における方言拡張作用について。
方言敬語の3分類:簡素(東北・北関東、未発達)、複雑(近畿・京都、平安の名残)、首都圏(近代的、敬意レベル、二重敬語)。
方言語彙:生活語において名詞が細分化される一方、助詞の使い分け等、論理的な表現が未発達。
方言コスプレ(dialog costume play):方言をコスプレ衣装、玩具のように使うこと。「ことばの仮装」「方言萌え」によって、その場を和ませたり、話題を転換したりする効果がある。田中ゆかりの命名。
方言孤立変遷論:周圏論に対し、地方で独特の言語体系が確立したという考え。
方言コンプレックス:田舎出身者は劣等感、京都人は優越感。
方言殺人事件:高度成長期、首都圏方言が台頭した頃に社会問題化した一連の刑事事件
方言CM:楽しい、おしゃれを意識した宣伝
方言支援ツール:大規模災害時の医療現場で他県出身医療従事者を支援するネットツール
方言周圏論しゅうけんろん:中央で発生した言葉が年余を経て地方に伝わり現代の方言に残っているという柳田國男学説。
方言主流社会:京阪神が代表。公の場において畿内方言を用いる事を許す社会。
方言女子:ネット、マスコミ等に母語たる方言を発信する女性。
方言ステレオタイプ:方言と結びついた特定のイメージ
方言接辞:語の中心的要素に結びついて語形成にあずかる付属的方言要素。様の例、飛騨さ、関西はん、鹿児島どん。
方言タレント:方言を売りにする芸能人、ハヤシもあるでようの南利明など。
方言男子:ネット、マスコミ等に母語たる方言を発信する男性。
方言中心社会:方言と共通語の使い分け意識が明瞭で、方言の存在意義がある社会。対するは共通語中心社会。
方言地図:方言の分布を表す地図。言語地図。
方言地理学:方言を空間軸からとらえる事。
方言ネーミング:方言を意識的に固有名詞に借用する事
方言のアクセサリー化:ニセ方言ともいい、方言の雰囲気のある文末表現。提携表現。
方言のおもちゃ化:
方言パフォーマンス:方言を時間をかけて語り聞かせる演出、放送等。
方言札:明治から戦後まで地方で教育現場で方言を禁止する目的で使用された罰札。
方言文献:中央語以外の方言を反映・記録した文献。
方言プレステージ:方言コンプレックスの対極
方言分布のタイプ:方言地理学の個別内容。周圏分布、全国一律型、東西対立、南北対立、交互型、複雑型、等。
方言文末詞:お国ぶりを表す方言助詞(終助詞)、方言助動詞。
方言翻訳語:標準語と方言コピュラから新たにまた方言が造成される事。
方言文字:特定の異体字が限られた地域で用いられる事。
方言ポスター:共通語によらず方言による交通安全や公衆道徳の標語。
方言土産:土産物屋に売られる方言を記した商品。
方言メッセージ:駅、街頭等に文字で掲げられた誘い文句。例えば「おいでませ山口」
方言量:ひとつの共通語に対し対応する方言の数。動植物、子供の遊びにかかわる言葉は特に多い。
方言リレー:毎回決まった一言をメンバーがリレー形式で各方言に言い換えていく。最初と最後が同じ人の場合、最初は標準語・最後は方言。
方言連続体:dialect continuum。地続きの大陸では、近くの村の言葉は判るが、遠い地方の言葉は判らない。
包摂関係:上位語と下位語の関係。上下関係。
ボケ:関西方言に特徴的、笑い取り作戦
補形:補助形容詞
補形ク:補助形容詞ク活用
補形シク:補助形容詞シク活用
補充疑問文(WH疑問文):誰、何、何故等
北方説:日琉祖語の起源論におけるアルタイ語説等。
補動:補助動詞
補動・助動:補助動詞・助動詞
補動ア下二:補助動詞ア行下二段活用
補動カ下二:補助動詞カ行下二段活用
補動ガ上二:補助動詞ガ行上二段活用
補動ガ下二:補助動詞ガ行下二段活用
補動カ四:補助動詞カ行四段活用
補動カ変:補助動詞カ行変格活用
補動サ:補助動詞サ行
補動サ下二:補助動詞サ行下二段活用
補動サ下二・補動サ変:補助動詞サ行下二段活用・補助動詞サ行変格活用
補動サ四:補助動詞サ行四段活用
補動サ特活:補助動詞サ行特殊活用
補動サ変:補助動詞サ行変格活用
補動タ下二:補助動詞タ行下二段活用
補動ダ下二:補助動詞ダ行下二段活用
補動ナ下二:補助動詞ナ行下二段活用
補動ハ下二:補助動詞ハ行下二段活用
補動ハ四:補助動詞ハ行四段活用
補動バ四:補助動詞バ行四段活用
補動マ下二:補助動詞マ行下二段活用
補動マ四:補助動詞マ行四段活用
補動ヤ下二:補助動詞ヤ行下二段活用
補動ラ下二:補助動詞ラ行下二段活用
補動ラ四:補助動詞ラ行四段活用
補動ラ四、下二:補助動詞ラ行四段活用、下二段活用
補動ラ変:補助動詞ラ行変格活用
補動ワ上一:補助動詞ワ行上一段活用
補動特活:補助動詞特殊活用
梵語ぼんご:サンスクリット。古代インド語。仏教に関係した語の大半。閻魔、だんな、卒塔婆、等身近な言葉も多い。
本土方言:日本語のうち、琉球語以外
摩擦音:例えば、スー・ヒー。
マニュアル敬語:バイト敬語、コンビニ敬語等、業種に特有の敬語。
万葉集東歌:東歌
万葉方言(八丈方言):伊豆諸島(八丈島)の方言など奈良時代の万葉集のことばが方言に残る現象。
身内敬語:身内尊敬
身内尊敬:第三者に対して身内の事をも敬語表現する方言。例 京都方言。
見かけ時間調査:方言の時代変遷を知るのに、ある時期のみ調査し、老人の言葉は古く、若者の言葉は新しいと仮定する事。
右枝分かれ制約:3つ以上の語の複合語で、右側の要素と先に結びつく要素に連濁は起こらない事。
ミラティビィティ mirativity:驚き、意外性を考察する事。おっ、あった。
三つの層:首都圏の言葉の性格。土地そのものの言葉、全国から流入する言葉、共通語・標準語の影響。
身分敬語:親疎敬語に対し身分関係を意識する敬語体系。
民間語源:学問的根拠のない語源説。
民間語源:誤った語源意識により語形を判りやすく変えてしまう事。
民俗語彙:生活語彙とも。実生活の言葉。
民俗語源:学問的根拠のない語源説。
民族方言:例えばアフリカ系アメリカ人の黒人俗英語など、多民族国家における方言研究分野。
ムード:話し手の主観的な意識。
無音調:イントネーションの無い話し方。
無活用化:形容詞等における語幹部分の勘違いによる言い間違え。
無敬語:海外で育った人、外国人の日本語学習者等。敬語表現意識が希薄な言い方。
昔話の結末句:めでたしめでたし、が代表。飛騨方言は「しゃみしゃっきり」
昔話の発端句:昔々或る所に、が代表
昔話の様式性:発端句、語り形式、結末句
無型アクセント・無アクセント:型の区別のないアクセント体系。
無助詞表現:助詞を省く言い方、対格(を)に多く、次いで主格(を)。日本海側東北と琉球では連体格(の)と与格(に)が無助詞。
無声音:肺からの呼気が喉頭を通る時に声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音子音のうち、破裂音並びに摩擦音などが無声音。
無声化:有声音が無声音になる事。
無声硬口蓋破裂音:キャ・キ
無声歯茎硬口蓋摩擦音:シ・シャ
無声歯茎破裂音:タ・ト
無声歯茎摩擦音:サ・ソ
無声声門摩擦音:ハヘホの子音
無声軟口蓋破裂音:カ・コ
無声軟口蓋摩擦音:ヒ・ヒャ
無声両唇破裂音:パ・ポ
無声両唇摩擦音[Φ]:ファン、平安のハ行転呼の音価。蝋燭の火を消す時の音。現代のファ行の子音にあたる。
名詞:ものの名を表す品詞。
名:名詞
名・形動:名詞・形容動詞
名・形動タリ:名詞・形容動詞タリ活用
名・形動タリ・ナリ:名詞・動詞サ行変格活用
名・形動ナリ:名詞・形容動詞ナリ活用
名・形動ナリ・タリ:名詞・形容動詞ナリ・タリ活用
名・接頭:名詞・接頭語
名・動サ変:名詞・動詞サ変
名・副:名詞・副詞
迷惑の受け身:迷惑感情としての自動詞の受け身表現。妻に先立たれる、雨に降られる、マスコミに騒がれる
命令表現:動詞の命令形を含め、聞き手に行為を強制する表現。
メタ言語:例えば言葉に言い表せないなど、言葉自身に言及する言葉の体系。
モーラ mora:リズムの最小単位・拍の事。
モーラ方言:発音のリズムをモーラで区切る方言。
目的格:~を。対格とも言う。
目的語:他動詞に呼応し内容を示す品詞。
モダリティ:話者の発話時の心的状態。断定、推量、疑問等の気持ち。
持ち主の受け身:能動態所有核の人を受動態で主語とする事。佐七が先生に作文を褒められた
役割語:政治家などの方言発言を生き生きと伝えたい時に添える共通語訳。
屋号:名字に代わる家の呼び名。
やさしい日本語:外国人に判る日本語
柳田國男:民俗学者。方言周圏論。蝸牛考。
ヤナシ方言:山梨・長野・静岡三県を特徴付ける方言。~ずら、どうするだ、等。
大和言葉やまとことば:和語。外来語ではなく古代日本語が現代に語り継がれている言葉。
山の手言葉:東京の上流階級言葉。対するは下町言葉。
有気性:無声阻害音が気音を伴う事。
有型アクセント:型の区別があるアクセント。話者による型の知覚が明瞭。
癒合語複合が強力で元の語のアクセントの影響がもはや無い言葉例青葉七草秋物秋晴れ。
有声音:声帯の周期的な震動を伴う音。母音は通常の場合、有声音子音では[b][d][g](破裂音)、[v][z](摩擦音)、[m][n](鼻音)、[l][r](流音)などが有声音。特に鼻音、流音(あわせて共鳴音)は多くの言語で通常有声であり、対立する無声音が音素として存在しない。
有声化:無声音(声帯振動を伴わない音)が有声音に変わる事。
有声口蓋垂鼻音:アン・オン・ウンのン
有声硬口蓋破裂音:ギャ・ギ
有声硬口蓋鼻音:ニャ・ニ
有声歯茎硬口蓋摩擦音:ジ・ジャ
有声歯茎はじき音:ラ:特に母音は挟まれた場合
有声歯茎破裂音:ダ・ド
有声歯茎鼻音:ナ・ノ
有声歯茎摩擦音:ゼ
有声声門摩擦音:ハハの二番目のハ、ゴハンのハ
有声軟口蓋接近音:ヤ・ュ・ヨ
有声軟口蓋破裂音:ガ・ゴ
有声軟口蓋鼻音:マンガ・ヘン・キン・テンのン
有声軟口蓋摩擦音:カゴのゴ
有声両唇破裂音:バ・ボ
有声両唇鼻音:マ・モ
有声両唇摩擦音:かぶる
有生性(animacy):名詞・代名詞が生物か否かによる言葉使いの差。お天道様、などの言い方も含まれる。
有標性 markedness:言語を一般か特殊かに二分する考え無標自然・単純・広分布・高頻度・規則的・予測学習易有標不自然・複雑・狭分布・低頻度・不規則・予測学習難。
有力な方言:主に西日本で使われる、等、日本を二分するような方言。
ゆすり音調:文節末、文末で揺れる様なイントネーション。
拗音:子音の口蓋化(開拗音ゃゅょぇ)ないし円唇化(合拗音ゎ)による自立的モーラ。
謡曲:能の台本、詞章。
幼児語:幼児がその時の言語能力で話す言葉。靴を、くちゅ、等。
要素使用数:話しかけにおける枕詞の重畳数。
様態表現:何らかの根拠に基づく推測表現。雨が降りそうだ。
与格:~に。位格、方位格と同形。
呼びかけ表現:話し手と聞き手の伝達関係に関する表現。あのね、さあ、はいさい。
四つ仮名弁:四つ仮名ジヂズヅを四音で区別する室町中期までの発音。高知・九州・山梨の一部の方言。
ライマンの法則:あらかじめ複合語の後部要素に濁音が含まれている場合、連濁は阻止される現象。
ラ行五段化:一段活用がラ行五段活用に似る事。東北・九州・沖縄の一部の方言。
ら抜き言葉:例えば逃亡可能の意味で、逃げられる、ではなく、にげれる、という事。
ラング langue:社会的側面から見た言語のことで、言語学が解明すべき研究対象概念を表す記号の体系。
リアル方言:報道、言語調査等、インフォーマントによって話される方言。<->ヴァーチャル方言
流行語:新方言と異なり、一時的な流行りの言葉。次世代に受け継がけない言葉。
琉球方言:本土方言を足すと日本語の方言
俚言りげん:地域を特徴づける単語で標準語に無い語。
リズム:短歌俳句の七五調等、ポーズを含み8モーラで繰り返される言葉。
両唇音:上下の唇で調音する音。下唇-上唇>
両唇軟口蓋半母音:わ、の w-の音。
両唇鼻音:両唇を閉じて鼻から出す音。 m-。
両唇閉鎖音両唇を接触させるp-b-の子音。
両唇摩擦音:上下の唇をすぼめるフの子音。
リンガフランカ:異国間を通じて話される言葉。東アフリカのスワヒリ語等。国際共通語。
隣接分布の原則:周圏分布の隣接する外周と内周は外周が常に古い。
類音牽引:意味の異なる類似の語形に引かれて語形が変化する事。
類推:言語の使い手の頭の中で働き言語形式を改変する事。歩いた・あるった、来ない・きない。
霊異記:日本国現報善悪霊異記。平安初期の仏教説話集
レジスター:場面によって変化する言葉の様相。メールでは絵文字を使う、手紙には会話表現は使わない、等。
れ足す言葉:可能動詞未然形を~レルで表す俗称表現。
レパートリー:敬語から卑罵語まで、言い方の多様性。
連声れんじょう:三位さんみ、因縁いんねん、屈託くったく、等の言い方。
連体:連体詞
連体節:名詞を修飾する節。例・太郎が書いた本。
連体修飾構造:俺がもの。
連濁れんだく:複合語の後部要素の初頭にある清音が濁音に変化する現象。
連母音融合:異なる母音が二つ続く時に長音になる事。甘いアメー、寒いサミー。
和語:漢語およびその他の外来語に対して、日本固有の語。やまとことば。→外来語 →漢語
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