大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 多義語

曖昧語(2)、多義語の対語

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私:多義語とは語を意味の面から分類する用語のひとつ。つまりは二つ以上の意味を持つ語。これの対語が曖昧語。国語学辞典には記載がないようだ。成書にもまとまった記載はない。日国には曖昧語の見出しが確認できたので、多義語の対語と考えて間違いないようだ。
君:そんな事をどうして考え詰めなければいけないのかしら?
私:飛騨方言についてあれこれ考え始めて15年になる。要は日本語の理解。言葉遊びといってもいいかな。飛騨方言の多義語については順次、ご紹介したいと思うが、曖昧語については総論でちょいとお書きすればいいだろうと思い、寝る前に数分ほど書く事にした。
君:まるで随筆ね。
私:ふと気づいた事をその都度、気軽に書き留めておかなければね。曖昧語と言えば品詞はあれで決まりだな。実はこれ、ヒント。
君:ほほほ、わかるわよ。指示代名詞ね。
私:その通りだが、代名詞一般といってもいいね。人称代名詞、これほど曖昧な言葉はないだろう。
君:要は代名詞は名詞の代わりのものだから、聞く側が同じ名詞を想像するとは限らないわね。
私:それくらいの議論で十分だろう。それに副詞だな。
君:ほほほ、わかるわよ。程度を示す副詞ね。かなり、といっても、人によって受け止め方は様々だわ。
私:それに文法・語法を、わざとか知らぬが、間違えて話すと、これも曖昧性が生ずるね。「全然いいです」とか言われてもね。
君:ギャグっぽい言い方も曖昧性ゆえに皆様の笑いがとれるわね。
私:例えば、「やめてよ、気持ち悪い!」。これは不愉快ですという意味で曖昧性は無いが、「やめてよ、気持ちいい!」と言われてしまうと、やった本人は後悔しないかもしれないね。
君:「気持ちいいから、もっとやって」よりパンチがあるわね。
私:恋人の一言、これ、曖昧性の極みです。「いやよ」は「いいわ」の意味の事が多いのかな。
君:好きなもの同士なら言葉なんて要らないわよ。どんな会話でも心がときめくのだから。
私:そしゃそやぞ。
君:飛騨方言、語源は、させばや・さであるぞ。まあそんなところですね、とでも訳せはいいわね。 ほほほ

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