大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

おぞい

戻る

私:飛騨方言・おぞい、とは、悪いという意味全般に用いられる言葉で、語源は古語形ク「おぞし悍・強」。
君:古語・おぞし、の意味は、気が強く強情だ・悪賢い、など専ら人の性格の悪さを言いあらわす言葉ね。
私:そうなんだよ。これが飛騨方言ではどんどん意味が発達して、つまらない、くだらない、だらしがない、見下げた、働きが悪い、と言うような意味になった。
君:言い方がエスカレートしちゃうのね。
私:それだけではない。あまつさえ、気の毒な、不憫な、というような意味も加わるようになった、
君:相手に対する不快の気持ちを表すどころか、可哀そうという意味もあるのね。
私:それだけではない。「おぞい」は人に対する不快の感情だけではなく、物事全般に対する不快の感情を表す言葉になった。
君:例えば?
私:例えば、用法(意味)としては、 おぞい身なり(粗末な)、 あぞい味 (まずい)、 おぞい天気(快晴でない)、 おぞい事 (最悪な)、 おぞい成績(評価が低い)。
君:なんでもありね。 ほほほ

ページ先頭に戻る