| 大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 多義語 |
| いさどい |
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私:共通語「いざとい」は「めざとい」と同意語といってもいいだろう。これが飛騨方言では「いさどい」、つまりは濁音性に関しては倒語、逆さ読み、音位転換、音位転倒という事だ。倒語は、例えば古語形シク「あらたし」が口語形ク「あたらしい」などの現象。そして「いさどい」は更には多義語になっている。 君:簡単に一言で説明してね。 私:飛騨方言「いさどい」は、威勢がいい・元気がいい、鋭い・敏捷だ、の二つの意味。 君:あらあら、多義語にしては迫力無いわね。似たような意味じゃないの。 私:確かにそうだね。動さに対する評価、力強いか、スピードが優れているか、という違いかな。 君:古語についても一言、欲しいわね。 私:重要単語じゃないのか。「形クいざとし」は「い寝」+「さとし聡」の複合語。つまり、ボーっといきてんじゃないよ、という意味。 君:その対語が「形クいぎたなし寝汚」よね。つまりは、寝入って目の覚めないさま、これが外から見て見苦しいという意味で、それこそボーっと生きている、という意味。 ほほほ |
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