| 大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 多義語 |
| いちにちもうけ |
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私:飛騨方言「いちにちもうけ一日儲」だが、読んで字の如し。一日だけ儲けた、というような意味が使われるが、実は多義語になっている。 君:「いちにち」に関しては朝から晩までの或る日という意味で多義性は無いわね。問題は「もうける儲」の多義性ね。 私:その通り。一つの意味は、初冬の頃に、いつ雪が降るかもしれない時に、一日でも多く天気が良くて野良仕事ができる事。別の意味としては、一日限りの稼ぎの事。 君:一日分の実入りがあった、という意味では同じ意味じゃないの。そもそもが共通語とて「もうける儲」は多義語よ。大きくは三つね。将来の必要性を考え準備しておく、自分のものとして備える、思いがけなく身に受ける。 私:なるほど、飛騨方言では、将来の必要性を考え準備しておくという意味では使わないかもしれないね。これは恣意性の有無の問題だ。つまりは飛騨方言「いちにちもうけ」には恣意性は無い。 君:欲張るのはいけない、という事ね。 ほほほ |
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