大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 認知方言学
Key Japanese Scholars in Perceptual Dialectology.
私:The Handbook of Perceptual Dialectology vol I(1999) and II(2002), Dennis R. Preston, が認知方言学のバイブルなので、ここに記載されている日本人学者さんが日本の研究者の代表という事になる。お名前(研究テーマ)を列挙すると、井上史雄(dialect image)、馬瀬良雄(dialect consciousness and dialect divisions)、柴田武(consciousness of dialect boundaries)、ダニエル・ロング(co-editor of vol II, perceptual dialectology maps in Japanese)、以上の4名の学者様がた。
君:井上史雄先生はネオ方言じゃなかったのね。
私:方言の東西対立、とか、四種の方言イメージとか、言語イメージ形成には知性と情緒の2因子が関連している事などの研究が評価された。
君:馬瀬先生と言えば信州方言ね。
私:馬瀬先生は信州方言と飛騨方言の境界に目を付けて、住む人が両方言の違いを感じてるかの一点に絞って地図を作り上げた。
君:よくわからないけれどそんな事でも世界的な研究になるのね。
私:そのようだね。飛騨は日本の二大方言境界に挟み撃ちされた陸の孤島という特殊な環境なのに、高山市から方言学者が出なかった事が残念だ。ぶっ
君:柴田武先生は。
私: "draw-a-map" task の発案らしい。なにせ認知方言学の基本的手法なので。
君:シラビームは関係ないのね。
私:まあね。戦前は東洋の各国語を研究し、戦後は東大教授、国語会のドン。
君:ダニエル・ロング先生は。
私:1963テネシー生まれ、阪大大学院卒、文博、都立大教授、小笠原方言に精通。
君:まあ、世にいう変なアメリカ人ね。
ほほほ