大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム NHK for school
ごめんください1
私:NHK for school が方言を取り上げている。
ごめんください1
ごめんくなんせ(岩手ほか)
ごめんなんしょ(栃木ほか)
もーし(福岡ほか)
おって(広島ほか)
君:全国の一部の方言の紹介ね。
私:その通り。内容は簡単すぎる。説明は不要だろう。広島の「おって?」は動ラ変「をり居」連用形「をりて」の促音便だね。
君:「ごめん御免」って全国共通方言じゃないかしら?
私:そうだろうね。漢語的な言い回しで平安から鎌倉辺りの資料から。平家や、義経紀、謡など。飛騨でも使う。大西村では「ごーめん」になる。
君:「もーし」は明治時代に電話の言葉「もしもし」になったのよね。
私:有名な話だね。動サ四「まうす申」は上代語「まをす」の転だ。万葉集に四つの例がある。記歌謡にもある。和語動詞。日本語そのものといったところか。
君:挨拶の言葉って、全国に多いんでしょうね。
私:多いなんてもんじゃない。無尽蔵。どのような場合に用いる言葉なのか、という事が最も重要。今回のテーマは他家、あるいは店の敷居をまたぐときの常套句といったところかな。
君:「ごめんなさい」と言ってもいけなくわないのね。
ほほほ