大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ありがとう(1)

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私:NHK for school が方言を取り上げている。 ありがとう
もっけだの(山形県庄内地方)
すまんようにござんす(鳥取ほか)
こらは(沖縄)
挨拶は地方によってかなり違います。丁寧な言い方、相手を思いやる気持ちが込められた、愉快な言い回しもたくさんあります。地方に行った時に、その土地の言葉で挨拶することで、そこに住む人やその土地が、ぐっと身近に感じられると思います。

君:全国の一部の方言の紹介ね。きわめて教育的な内容ね。
私:その通り。このコンテンツはいいね。
君:「もっけだの」の語源は?
私:ははは、待っていたぞ、その言葉。
君:おっと、そうきたのね。
私:「もののけ」という言葉はわかるだろ。もののけ姫。
君:ええ、でも一応は説明してね。簡単に一言でお願い。
私:「もっけ物怪・勿快」は呉音の漢語。意味は異変、災異、変化、妖怪、などの意味。「もっけだの」は「物怪であるのう」の意味だが、いい意味で使われる言葉。「いやはやビックリしました」の意味から感謝の挨拶言葉になった。
君:全国共通方言なのね。
私:勿論。
君:若しかして多義語?
私:勿論。書きだしたらキリがない。いい意味でも使われるし、悪い意味でも使われる。
君:それでは感謝を表す言葉としては不適ね。
私:そんな事、知るかい。
君:そりゃそうよね。「すまんようにござんす」はパスでいいとして、「こらは(沖縄)」について説明お願いね。
私:実は本土方言と共通だ。「これは、これは」とか、普通に言うでしょ。
君:なるほどね。でも本土は「わ」の音韻で、沖縄は「は」の音韻なのね。
私:そういう事。要するに格助詞「は」が大和ではハ行転呼して「わ」になったのが平安時代。ところが沖縄方言は平安時代以前に本土方言と分離したので、ハ行転呼以前の時代、つまりは奈良時代の音韻が残るのが沖縄方言だ。
君:それって‥確認したの?
私:いえ、確認していません。多分そうだろうと勝手に思っているだけ。
君:つまりは?
私:若し間違っていたら、御免なさい。
君:これは(本土方言)! ほほほ

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