大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム いろは歳時記

りょうもらい,せつ

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私:「いろは歳時記」の一句、「りょうもらい せつは別れて おやうちへ」。
君:句の内容を簡単に共通語で説明してね。
私:詳しくはここ。特に付け足す事もないが、方言学的観点から一言、「りょうもらい両貰」は夫婦養子・夫婦共同縁組の事だが、全国共通方言だ。但し神奈川県中郡、富山県旧射水郡、飛騨の三か所だけ。少ないといっていいだろう。心理学的に解釈するとタブー語という事かな。差別用語の一種と考えられてきた可能性がある。
君:確かにね。子供が結婚する事は良い事であるものの、なかなか孫が生まれない場合、そんな話題はタブーになるわよね。
私:うん。そして「せつ」は正月の用語で季語といってもいいね。具体的には節分、つまり仏教からきた言葉だが、正月三が日以降の数日を示す。
君:この句の場合は、親子で話がキチンと出来ていて、生みの親二軒とも暖かい交流があるケースね。なにか心がほっこりとする、というか。まさか、離婚したという意味じゃないわよね。 ほほほ

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