大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム いろは歳時記
けしょろ
私:「いろは歳時記」の一句、「けしょろから すいがらころがす てのひらで」。この川柳のお題は、チェインスモーカー。
君:句の内容を簡単に共通語で説明してね。
私:飛騨方言「けしょろ」だがキセルの事。飛騨方言では「きしょろ・きしろ・きせろ・けせろ」など音韻もあったようだ。注釈があるのでなんとか理解できたが、・・・刻み煙草をキセルで吸う際に、吸い終わりに吸い殻をポンと手のひらに落とし、火傷がしないようにコロコロと転がして、尚且つ素早く刻み煙草を詰め替えて手のひらに転がしている火種から火を移す・・・というもの、そんな事をしなくても煙草盆に吸い殻を落としてゆっくりやればいいと思うんだけどね。
君:見た事がないのね。
私:いや、祖父が専らのキセル派だった。囲炉裏端で吸っていた光景が思い出される。吸い殻を灰に落とし、詰め替えて、囲炉裏の熾火(おきび)をトングでつまんで火種にしていたのだったかな。
君:マッチもライターも無かったのね。
ほほほ