大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム いろは歳時記
わらづかい,じょうり,わらじ
私:「いろは歳時記」の一句、「わらづかい じょうりも わらじも はんでいく」。
君:句の内容を簡単に共通語で説明してね。
私:藁仕事ではぞうり(草履)もわらじ(草鞋)も共にはんで行きます 。
君:なるほど、川柳かしらね。
私:そう言えなくもないが、藁仕事にて、つまりは冬の句でしょう。
君:なるほど。秋の収穫で藁が出来て、冬の農閑期に藁仕事というわけね。草履と草鞋の違いは何だったかしら。
私:今は猫も杓子もAIの時代。ぞうりは普段履きやおしゃれ履きに適した履物であり、わらじは長距離の移動や作業に適した履物 ( Google Gemini)。共に藁が主材料。
君:句意は、完成品としての草履と草鞋は芸術的といってもよく、今にもひとりでに歩き始めそうだ、という事かしらね。
私:いや、そうではなく、親の作るのを見様見真似で作る子供の作品は藁の先が撥ね出して、まるでムカデのようだ、という意味。
君:子供の作った草履と草鞋がムカデのようで、如何にも勝手に歩き出しそうだ、という意味だったのね。
ほほほ