大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム いろは歳時記

さかてんぼ,ずくし,かやす

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私:「いろは歳時記」の一句、「さかてんぼ ずくしとる子が かやし落ち」。秋の句だね。
君:句の内容を簡単に共通語で説明してね。
私:飛騨方言の語彙を抜き書きすると「さかてんぼ」「ずくし」「かやしおち」。
君:「さかてんぼ」は真っ逆さまの意味よね。逆天坊を当て字にするといいわ。つまりは天地がひっくり返って木の高い所から落ちてしまう事よね
私:「ずくし」の意味は。
君:秋の句とくれば柿で決まりね。つまりは熟柿(じゅくし)の音韻変化。つまりは飛騨方言では「熟す」が「ずくす」になるのね。「ずくしとる子」は「熟柿(じゅくし)を採る子」の意味ね。
私:その通り。そして「かやしおち」は飛騨方言の複合動詞だ。
君:つまりは「ひっくりかえしおちる」。柿の木の高いにある熟柿を採ろうとして地面に頭から落ちてしまったのよね。ほほほ

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