大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム いろは歳時記

えび,えんどる

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私:「いろは歳時記」の一句、「えびあけび 栗もえんどる 山の幸」。
君:秋の山で採れる幸について詠んだのよね。「えびあけび」の意味は。
私:飛騨方言「えび」は山葡萄の事。春の末には穂をなして黄白の小花を開き、秋に暗紫色の実を結ぶ。その色からエビ海老と呼んだのじゃないかな。若し間違っていたら御免なさい。アケビと栗については割愛。
君:ラ行動詞「えんどる」は飛騨の俚言かしら。意味は。
私:熟している・食べごろである、という意味で、俚言だな。小学館・日本方言大辞典には実は記載がなかった。土田辞書には記載がある。
君:語源については目星がつくわね。
私:そうだね。「熟うみておる」あるいは「笑ゑみておる」あたりだろう。それにしても、季語が三つとは、よくやるよ。
君:俳句の季語は一つが原則ね。但し同じ季節のものを散りばめる技もあるのよ。季節が違った語の場合は最早、俳句ではなく、季違いというのよ。 ほほほ

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