大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 古代

古代の飛騨方言・日本語はどうやって生まれた?

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私:まずはネット情報をどうぞ。

君:色々お調べになって立派な内容だと思うわ。
私:アルタイ語、朝鮮語については随分、研究があるようだ。
君:ヨーロッパ諸言語と異なり朝鮮半島と九州は目と鼻の先、影響がないはずが無いと誰でも思うわよね。
私:僕が一番にショックを受けたのがドラビィダ語族・タミル語の説だ。
君:今日の動画を観て、という意味かしら。
私:いや、十五年ほど昔だな。書店で一冊が目に入った。大野晋著「日本語の起源」岩波新書。その日のうちに読んだのだが、正直言って素直に信ずる事が出来なかった。
君:どの点が?
私:タミル語とはインドの方言なんだ。仏教がインドに生まれ、はるばる日本に伝来した事は多くの経典、史実がある事からも疑う人はいないが、インドの言葉が日本に伝わるには東南アジア、中国、朝鮮半島、と介在する国が多すぎるので、どうして日本にだけ影響を及ぼしたのだろう、そんな奇跡的な事が本当に古代にあったのだろうか、と言う素人の素朴な疑問。
君:それはあなたがアジア各国の言語に精通していなくて、言語学の素人だからよ。
私:そうだね。僕が知っているのは日本語と英語を少し。韓国語については全く分からない。この僕に日本語の起源についてとやかく話す資格は無い。
君:でも、思っている事を情報発信する事はいけない事ではないわよ。
私:ありがとう。十五年の間に日本語の起源に関する成書を何冊か読んだ。方言学の学術書も限りなく読んだ。思うに、やはり日本列島が成立する以前は日本海は湖であり、日本は北と南で大陸と続いていたという事実がある。日本列島に人類が住み始めたのもその頃。そしてやがて日本海は海となり、琉球列島となり、日本は大陸と分断され、元祖日本人が列島に住むようになった。つまりは現在の合衆国がヨーロッパを中心として世界各国からの移民によって建国されたのと同じく、元祖日本人はアジア各国の人々の人種の坩堝(るつぼ)だったわけだから、アルタイ、オーストロネシア、ドラビダ、等々、沢山の言語が混交して元祖日本語が成立したのでは、と考えている。
君:大野晋先生について思う事は。
私:面白いおかただね。先生がおられなかったらタミル語説はこの世に存在しなかったのだろう。
君:根本的な命題としては人類は如何にして言語を習得したのか。チョムスキー理論に活路があると思うわ。

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