大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム
助詞の歴史(終助詞)
私:日本語の助詞の歴史について、終助詞の事をもう少し話してもいいかな。
君:どうぞ、どうぞ。
私:10傑以外の終助詞、つまりは残り65個の終助詞だが、奈良時代だけのもの、奈良・平安だけのもの、平安から室町のもの、室町・江戸のもの、江戸時代だけのもの、以上のように分類できそうだね。つまりは上代の終助詞・中世の終助詞・近世の終助詞と三分類が可能で、となると各時代の終助詞の数は半減どころか、それ以下になる。つまりは終助詞の時代毎の流行り・廃れ、これが日本語の歴史じゃないだろうか。
君:何を当り前の事いっているのよ。
私:すみません。当り前の事を。じゃあ、話かわって間投助詞7、これらは上代語ばかりでひとつだけ「や」が奈良・江戸、ただしこれも口語で消滅、つまりは古語の間投助詞は口語の間投助詞に該当無し。現代語では「さ」「ね」「よ」、日本人の言い方も明治以降でも随分と変わってしまったんだね。
君:それも当り前の事じゃない。子供たち、毎日、SNSで造語遊びしているわよ。
私:つまりは孫に教える必要も無し。
君:今も昔も言葉の廃れはあるけれど、絶対に変わっていない事があるわね。
私:そう。それは先行接続句ならびに後行接続句の活用形だ。活用形の規則だけは時代が変わっても変わらない。
君:活用を間違えたら日本語じゃなくなっちゃうわね。
私:そうだね。それに四段・上一二・下一二の活用とその他の動詞つまり変格活用の動詞では接続活用形が異なる事もある。
君:でも変格活用は数が少ないからあまり間違いはしないと思うわ。
私:一番、いい方法がある。その都度、辞書で確かめる事。
君:そんな事しなくても口語から文語が類推できるでしょ。貴方が好きなパウルの公式を使うのよ。
私:勿論、やってるよ。
君:なら、どうして辞書を引くの?
私:自信が無いんだ。英語は楽だね。文法をチェックしてくれる無料ソフトが沢山ある。
君:文語文法をチェックするソフトなんて無いわよ。
私:今、ネット検索してみたが、ヒットするのは教師用指南本、受験本、つまりは書籍ばかり、やはりこの世の中に文語チェックソフトはないようだね。
君:第一に、需要が無いわね。
私:えうなし/と/おもふ/こころ/の/あだざくら/あがきみ/したひ/て/かかむ/とぞ/おもふ/嗚呼。
君:あな/むがし/の/わざ/文語チェックソフト/かし/いと/をかしう/こそ/おぼえ。