大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 文法

補助動詞とは(2)

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私:まずは補助動詞の定義について。補助用言の一つで、もともと内容語として使用されていた用言が属性概念を表すよりも機能的な役割を果たすようになったものの事であり、補助動詞の他にも補助形容詞があるが、現代語の補助形容詞は「ない」の一語(例、大きくない)(大修館書店・日本語文法事典)。中学校の期末テストの山のようだが、・・忘れた。
君:橋本文法の根幹ね。
私:そうなんだよ。橋本進吉・新文典別記上級用・富山房(1935)。学校文法(中等文法)は戦後のドタバタで岩淵悦太郎先生が急遽、橋本文法を手直しして一夜城でお作りになったもの。岩淵は橋本の弟子。
君:具体例がいいわよ。
私:日本語文法事典の抜き書きだが、すずしくありません・静かである・遅うございます・私は級長ではありません・お読みくださる・お尋ねいたします・笑いもない・誰が眠れなどするものか・降っている・書いてみる・読み始める・泣き続ける。高校入試には出るのかな。
君:中学の期末テストだけに。
私:それはともかく、「副詞」の定義と同じで、簡単に一言で、実にあいまい、いろんな品詞のかき集め。
君:それは言い過ぎよ。
私:それでも「降っている・書いてみる」、いわゆる「テ形接続」については、アスペクト・モダリティ・ヴォイス・視点の観点から注目され、これを狭義の補助動詞とととらえる考え方が主流になりつつあるのだとか。
君:「本を読んでいる」も「テ形接続」というのね。
私:そう、「よみてゐあり」が元の言葉だからね。
君:テ接続は本来は「宿題を終えて、遊びに行く」、つまりはテ接続動詞+本動詞から生まれたものよ。
私:なるほど、接続助詞「て」、これの母型は完了の助動詞「つ」の連用形だね。
君:そう、要は、時間関係・因果関係・対立関係・継続関係。 ほほほ

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