大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 文法各論

完全飛騨方言訳

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さて方言サイトにもいろいろあり、おもいっきりきつい表現、 づまりはほとんど死語に近い表現であっても、 いいまわしを煮詰めに煮詰めて、というサイトも 見受けられます。BBSによく見られます。実は佐七がそうでした。 小生は当サイトを開設する以前にまずはパソコンで電子メールなるものを覚えたのです。 そして携帯でメールをする事も覚えました。ほどなく複数名にメールを送る事も覚えました。 そしてたはむれに送った飛騨方言の結構受けた事、つまりはことば遊びです。

せっかくだからホームページでも作って後から何回でも読めるようにしようかな、と思って ふとこのサイトを始めたのでした。となりますと、自分のサイトですからやはりどうしても 気になります。飛騨方言でご挨拶の文章を読み返すとそのたびに物足りなくなり、ついつい修正加筆してしまいます。 ほどなく文章は当初とは似ても似つかぬ強烈な言い回しとなりました。 かくして佐七の飛騨方言のご挨拶ができました。 完全飛騨方言訳に近いのではないかと思います。これ以上は修正するところがないように思いますが、 この完成文章をどのように推敲したのか、うーむ、忘れてしまいました。
  1. まず代表的飛騨方言といわれる数十語の単語、とくに名詞などの非活用品詞、あるいは慣用表現について共通語から逐語訳する。
  2. 話し言葉を書き言葉にするため表記の問題が生じる。効果的な表記について推敲する。
  3. 更には活用品詞、特に方言動詞あるいは俚言動詞について、活用を考えて共通語から逐語訳する。
  4. ついでもう少し細かい事、飛騨方言における特異な助詞・助動詞、 いわゆる方言文末詞などを用いて飛騨方言訳をする。
  5. 日常会話では普通は用いられぬ死語的な飛騨方言について思いつく限り共通語から逐語訳する。
  6. そしてとどのつまりは演歌・奥飛騨慕情、あるいは地名・固有名詞など飛騨の人しか知らない事を織り交ぜて更なる文章の 脚色をこころみる。
(1)~(5)は直訳、つまりコンピュータができる、 ても(6)は無理、つまりコンピュータに意訳はできません。 そして実はここまでが前置きでした。

さて最近、DVDの作品が多くなりましたがそこに時々みられる言葉が 完全英語版、おいおい待ってくれ。 完全飛騨方言訳ならわかります、なにせ佐七が何度も何度も原稿を読み返し書き直しているわけですから。 もうこれ以上直すところがなければ完全飛騨方言訳です。 でも、完全英語版って単に原語版ってことじゃないんですか。

またこんなのもありました。江利チエミさんのジャズCD評、 これに書かれた言葉が完全英語版、おいおい待ってください。 勿論、一番が英語の歌詞、二番が日本語の歌詞、ならば不完全英語版でしょう。 そう言う事ではなくて、歌詞がすべて英語だから完全英語版という意味のようです、おいおい。 日本人にしてはよくここまで外人さんらしく歌えるなあ、 でも実はよくよく聞くと日本人なんだよなあ、という事で(不)完全英語版とでもお書きになりたかったのですか。 彼女が英語で歌ったのなら・・・・単に英語版と書くべきでしょう。

うーん、さて私が如何に完全飛騨方言訳を書いてもあるいは実際には存在しないことばかも。 でもいいのです。親父やお袋の口調を真似て訳すとすこしきつい飛騨方言です。 飛騨に住む小生の甥の口調を真似しますと俚言がいくつかはいれば立派に完全飛騨方言訳です。 思いっきりきつい飛騨方言訳の口調にしますと亡き曽祖父の言葉、あるいは竹馬の友・仁蔵の ことばになってしまいます。 そのような口調・つまり古典的完全飛騨方言訳を書き残せば 現代風飛騨方言・つまりは実質的完全飛騨方言男たる小生の甥へのメッセージになるのですがねえ。 

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