大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 民俗学

ゆきまたじ(雪かき)

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私:飛騨の大半はかつては豪雪地帯だった。生活語彙の中で重要な言葉が「ゆきまたじ(雪かき)」。但し地球温暖化の影響で近年はそれほど降らなくなったね。
君:民俗学というと古い農機具とか、囲炉裏の生活の言葉とか、電化製品が無かったころの人々の生活などを思い浮かべるわね。
私:下呂辺りの南飛騨以外の地域の冬の生活は今も昔も基本的には変わらないね。飛騨の豪雪地帯と言えば、白川郷、河合村、神岡と嵩原郷、福地、平湯、高根、秋神、日和田、濁河あたり。大雪が降ると雪またじに振り回される。箒が追いつくうちはいいが、スコッパが必要になる事も多い。最悪なのが大屋根に上っての雪降ろし。危険を伴う作業だね。
君:大人の仕事で、子供は雪遊びが出来て大喜びよ。
私:当サイトは言葉遊びが目的につき、雪またじをキーワードにネット検索した結果をお披露目したい。飛騨における雪またじとは★雪かき全般を示す言葉、★県立高山高校生徒が発案し、歩道にスコッパを常置し、誰もが自由に雪かきをする事を促す通称「雪またじ運動」の事、★山形県の民間企業が開発した大屋根に設置する遠赤外線融雪システム「ゆきまたじ」。

君:通学路は自分達がやります、という気概が感ぜられるわね。山形県でも「ゆきまたじ」というのかしらね。
私:とてもいい良い質問だ。「ゆきまたじ」は飛騨の俚言。百歩譲って「またじ(始末、片付け)」となると、石川県・富山県・新潟県・長野県。但し、富山では「またい」。山形県の企業がご丁寧に商品名を飛騨方言にしてくださった意図は何だろう。
君:「飛騨地域など雪の多い地域のお住まいの方、朗報です!」と書かれているじゃないの。 ほほほ

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