大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

すもすも(=うすばかげろう)

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私:動植物の方言語彙を一言であらわすと、百花繚乱で柳田國男の言う「方言量」が多いという事。
君:それは子供がかってに名前を付けるからね。虫の嫌いな子供っていないわよね。
私:私の孫も虫は大好きだね。という事で、飛騨の俚言「すもすも・そもそも(=うすばかげろう)」。更には飛騨及び岐阜県加茂郡方言ではゴジゴジとも言う。
君:語源は何かしら。
私:小学館・日本方言大辞典のみだしは「すもといむし相撲取虫」。意味はわかるよね。
君:二匹が取っ組み合いをするからでしょ。更には幼児は「すもうとり」が言いにくくて、「すもとい」になっちゃうのね。
私:そう。言語学用語がある。
君:えーっと、たしか・・
私:短縮語 truncation だ。幼児が言語獲得の初期段階で話す省略形の言語の事。音節の脱落(syllable deletion/omission)とも言う。例えば、ドラえもん、を、だえもん。
君:更には「すもすも」は「重畳語(じょうご)」「畳語」なのよね。 ほほほ

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