大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 語源

ごんぼほる(=詮索する)

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私:飛騨方言のフレーズ「ごんぼほる」は「ごぼう牛蒡を掘る」という意味から転じて「あれこれ詮索をする」という意味で用いられる。
君:これは語源学としては初級という事で、「ごぼう牛蒡」を飛騨方言では「ごんぼ」というのよね。
私:如何にも。「ごぼう牛蒡」そのものは形の連想から、猫のしっぽとか、筆、棒、足、注連縄(しめなわ)、等々、各地の方言になっていて、なかなか味わいの深い単語だ。更には、「牛蒡を掘る」というフレーズが、これまた、各地でいろんな意味で使われている。例えば、物事を深くほじくる(今回の飛騨方言の例)、しつこく文句を言う・酔って管を巻く(津軽)、しつこくものをねだる(青森、岩手、秋田)など。また飛騨方言では「ごんぼひく」があるが、これは相撲の技で、足を取って相手を倒す事。蛇足ながら飛騨方言には「ごんぼほり」という名詞もある。
君:わかるわよ。あれこれと詮索をする人、あるいは詮索する事。 ほほほ

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