大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 語源

あっぽ(2)(=もち餅)

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私:「もち餅」の事を飛騨方言では「あっぽ」という。昨夜の続きです。毎度、ばかばかしいお話にお付き合いのほど宜しく。
君:待ってませんでした!語源は江戸語「あんもち餡餅」だったわね。天領飛騨の代官・長谷川忠崇の「飛州志」。
私:うん。その音韻変化について。実は江戸語では既に幼児語で「あんも」だった。長谷川忠崇は・・江戸の「あんも」が飛騨では「あっぽ」・・と記載している。
君:つまりは1728年出版以前に飛騨では「あっぽ」。
私:その通りだ。結論を急ごう。飛騨では江戸時代までに、あんもち>あんも>あんぽ>あっぽ、と音韻変化したんだね。
君:マ行は促音便にならないわね。
私:その通り。念のためAIにも聞いてみた。逆引き辞典にも記載は無い。マ行で終わる語は撥音便。但しマ行とパ行は両唇音なので容易に音韻変化するし、パ行はこれまた容易に促音便になる。
君:そんな事、小学生でも知っているわよ。立派な考えね。オバンギャグ。
私:いやいや、それを言うなら、アンポ反対。学生時代が懐かしいね。オジンギャグ。ここは日本語の言葉遊び道場、「あっぽ」は「帽子」の意味の方言の地方もある。
君:わかるわよ、フランス語の「chapeau(シャポー)(=帽子)」、これを近代語では促音便でシャッポと言っていたからだわ。 ほほほ

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