大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 方言学

コードスイッチング

戻る

私:コードスイッチングは「場面間(situational)・会話内(metaphorical)」、この二種類の切り替えがある。「会話内(metaphorical)」の話題に切り替えよう。仮想空間はともかく、君と僕が再会したら飛騨方言で会話をするだろうか。
君:しないわね。
私:そう、しないね。絶対にしない、といってもいいかもね。懐かしさのあまり、つまりは感極まって、という事でも飛騨方言は出ないだろう。同じ同郷の身なのに。
君:消極的使い分け派には飛騨方言が嫌いだ・共通語を好むという心理が働くわけではないと思うわ。
私:君と僕が同郷なのに飛騨方言で会話をしないのにはたった一つの理由がある。
君:理由?
私:恥ずかしいから。
君:ほほほ、それは言えるわね。
私:何時間話そうが、最初から最後まで共通語だろう。多分、飛騨方言は出ないと思う。
君:言えるわね。
私:多少の使い分けはするだろう。実は飛騨方言でも共通語でもどちらでも構わない・一番大切なのは会話の内容だ・話す心だ、と言う心理だろうな。
君:そうなのよ。あなたと私の事はそれくらいにして、次の話題としては、積極派の場合は正式場面では共通語を好み、身内・同郷では方言を好むという意識がはっきりしていて、正式場面で方言は恥ずかしいから使いたくないという心理・身内同郷人に対して共通語は冷たい感じだから使いたくないという心理、以上の二つの心理が働くのね。
私:うん、要は論文の骨子もそんなところだ。そやで(=だから)あんたとの今日の話ゃ楽しょうて、よう気が合ったで、うたてぇこっちゃったえな。これが今日のオチやさ。おまけだが、コードはマークするしないも大切。
journal article, Marked and Unmarked Choices of Code Switching in Bilingual Poetry, Eva Mendieta-Lombardo and Zaida A. Cintron, Hispania, Vol. 78, No. 3 (Sep., 1995), pp. 565-572 (8 pages), Published By: American Association of Teachers of Spanish and Portuguese here

君:あーれこーわいさ。左七が突然に metaphorical code switching してまったもんで、私にも飛騨方言ごっこの病気がうつってまって。今日の結論、左七は東海地方の人間なれど実は積極派なのね。ほほほ

ページ先頭に戻る