飛騨方言・あべる、は共通語の浴びると同意です。飛騨方言以外に、http://choushi.iwamura.org/chapter033.htm 岐阜県岩村弁 のネット発信あり、東濃地方でも話されているのでしょう。
他にはわずかに http://www1.dayi.or.jp/hougen/dictionary/list.html 山口方言 のネット発信があるのみです。
俚言に近いといってもよいのではないでしょうか。
古語辞典にも、広辞苑にもない言葉ですから、古語から発生した言葉とも考えにくいのです。
単に偶然に岐阜県と山口県で、あびる>あべる、の語変化がおきたという事なのでしょうか。
使用例ですが、水泳をするという意味で用いられる事が大半のように思います。
川であべる、といえば川泳ぎをする、という意味です。
おりぃだちゃ山猿やで海であべたことがないんやさ、といえば、僕達は山猿なので海水浴をした
事がありません、と言う意味です(実は私)。
この動詞から派生した名詞に、"みずあべ"が有ります。
動詞が体言になる時は、い、で活用させますので、水を浴びる事は、水浴び、になりましょうが、
飛騨方言では、みずをあべる事は、"みずあべ"です。
これ以外の単語はなく、川以外に、湖沼で泳いだとしても、水あべ、でしょう。
勿論、海水浴をしても、海での"みずあべ"という事になります。
さて中部電力が、サイレンを鳴らしてダム放流を時々行いますが、水の事故があってはいけない
という事で、私が確か小学一年の年に益田川沿いのそれぞれの小学校にプールを寄付しました。
以後は児童の水あべは専ら学校のプールでという規則になりました。
実は浮き輪でプールを水あべしてもおぼれそうになり、以後大きくなるまでしばらくは(小二まで?)
親が水を張ってくれた風呂で夏休み中、みずあべをしていた記憶があります。
川原のほとりに学校のプールが出来る以前の大西村の光景は、とにかくだだ広い川原に大きな草原のような中州があり、馬場がありました。
馬場の中央には大きな松ノ木が一本あり、枝は低く、子供が容易に手をかける事ができたように思います。
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