大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

飛騨の伝統野菜と特産野菜

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サイト・http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s24909/index.htm 飛騨地域農業改良普及センター に飛騨の伝統野菜と特産野菜が十二種、詳説されていました。
  宿儺南瓜 すくなかぼちゃ
 秋縞ささげ あきしまささげ
 種蔵紅かぶ たねくらべにかぶ
  高原山椒 こうげんさんしょう
    浅葱 あさつき
  行者大蒜 ぎょうじゃにんにく
 飛騨一本葱 ひだいっぽんねぎ
 飛騨紅かぶ ひだべにかぶ
    油荏 あぶらえ
   小豆菜 あずきな
   折り菜 おりな
    夏芽 なつめ
私がわざわざ書くまでもない事かも知れませんが、語誌、語源の記載が優れていて信頼できる記事です。 連絡先は、 〒506-8688 岐阜県高山市上岡本町7-468 飛騨総合庁舎内、 電話 0577-33-1111(代)、との事、更に詳しく知りたい方はどうぞ。

でも、佐七が同センター様にちょっぴり代わって 更に情報提供をしましょう。 飛騨では夏芽を食するのですが、昔懐かしい思い出という方が 多いでしょう。実は私、ふふふ。 また最も伝統あるのが夏芽、という事になりましょうね。 何故かと言うと、古川町から定期バスで神岡方面へ向かう途中、古川中学校の 近くに行真・ゆきざね、というバス停があるはずですが、 この地名は、古代朝鮮の国・新羅の僧・行心・こうじん、 にちなむ、と言われます。 行心は壬申の乱で飛騨に流刑となった折り、飛騨にナツメをもたらした、 という行心伝説ですが、古代の遺跡群からナツメの種子が 出土しており、その一つが行心が仕えた大津皇子の (かみつのみや)上宮遺跡です。 飛騨のナツメ伝説が現実味をおびてきます。

かたや最も伝統が浅いのが宿儺南瓜でしょうね。平成の産。 ただしその奇妙な形から馬鹿受けする事は間違いなし。 ところがナツメは平凡で地味すぎて、飛騨における食の歴史を知らない方には 受けないかもと私は心配です。 しかしながら、なにせ奈良時代からの飛騨の伝統食ともなると、 筆者にとってその有り難味は超一級です。 行真・ゆきざねのバス停でこれを食べると勿論言う事無し。 共通語・ナツメなれど、このように実に深い意味のある飛騨方言語彙なのでした。 しゃみしゃっきり。

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