大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 表記

ガ行鼻音の表記

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私:ガ行鼻音については同意語として、鼻濁音、ガ行鼻濁音、鼻濁音、等の言葉がある。全国の方言で鼻濁音のある地方は少ない。アナウンサーや俳優などは正しく鼻濁音を話さねばならない、などという話し方の規範もある。飛騨地方はガ行鼻音がある地方なので、僕自身はそれを発音する事に困難さはない。飛騨の出身である事に感謝している日々だが、そうでない地方の方々が社会人になってこの発音を獲得するのは極めて困難だろうね。
君:小学一年生が学ぶのは清音・濁音の表記の違いだけれど、ガ行鼻音については習わないわね。
私:それどころか大人になっても習わないし、日常生活上の不便もない。更にはガ行鼻音については、表音文字すら無いに等しい。濁音の表記だけだ。 仮名表記では普通の濁音と区別しないのが現状。ただし、学問の世界の話という事になってしまうが、音声記号では[ŋ]で表す。必要に応じて「゛」の代わりに「゜」を用いて、「カカ゚ミ」「ニンケ゚ン」などとする。これら鼻濁音表記は、一言で言いあらわすならば、見捨てられた表記。従って当サイトでは殊更には使わない事としたい。
君:濁音なのか鼻濁音なのか、初等教育では一切、習わないので、一般書物としてもあまり適切なテーマとは言い難いかもしれないわね。
私:更に困難な事態が待ち受けていた。さて、当サイトはネット活動につき、インターネットの世界で当サイトがきちんと表示されているか、これが大問題である事に僕は気づいた。表記の問題そのものだが、文字コードでは、日本産業規格(JIS)のJIS X 0213には、「カ゚」「キ゚」「ク゚」「ケ゚」「コ゚」の如く、1 文字ずつが単独の位置を与えられている。それでもインターネットは多言語の世界だ。Unicode の表記が好ましいという事で「カ゚」は一バイト文字「カ」+半濁点の一バイト文字「゜」=「カ゜」、つまりは二バイト文字で表現すると万国に共通した表記となるわけだ。やれやれ
君:実用的とはいいがたいわね。
私:そもそもが鼻濁音は日本人にすらわかりにくいのが致命的です。この箇所は鼻濁音です、と書いて、例えば、/nga/ とか、[ŋa] とか、半角文字にて表現したほうがよいのではないかな。
君:JIS の表記では日本では表記できるかもしれないけれど、諸外国では Unicode の表記でなきゃダメという事ね。
私:日本語が国際化しているとは考え難いが、ネット情報くらいは見ていただきたい。

君:日本語であれ、国際化時代に於いては unicode で utf-8 でなくては駄目という事ね。 ほほほ

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