大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 脳科学
交差性大脳・小脳言語優位性
私:今日は表題の通りだが、小脳にスポットを当ててみよう。当サイトは方言サイトなので、勿論、話題は脳の言語機能に限定する。
君:大脳は知識の脳、小脳は運動の脳、この程度は中学生なら誰でも知っているわよ。つまりは、今回の話題は話し言葉について、という事ね。
私:おっ、お察しがいいね。ついでに表題から、今日、僕が言おうとする事がわかるよね。
君:ええ、勿論。国語の問題といってもいいわね。国語のありがたい事は答えは全て問題文に書かれているという事。つまりは言語優位性とは、大脳の言語野には左半球優位という大原則があり、右利きの人の大半、左利きの人でも7割が左が優位、という意味だわね。つまりは表題は、小脳にも優位半球があって然も交差している、という事を意味しているのね。だから、左大脳半球に言語中枢がある人は右小脳半球が優位で、言い換えれば左小脳半球はお休みしているという意味なのよ。
私:その通りなんだよ。ヒトの大半は左大脳半球優位かつ右小脳半球優位 crossed cerebro-cerebellar language dominance。
君:ところで大脳の数あるシワの中でも言語脳は一部分よ。小脳でも言語脳はその一部分なのかしらね
私:おう、それはとても素敵な質問だ。答えは、はい。小脳の解剖を以下に示すが、Cr I, Cr II, VI, VII B,VIII A と呼ばれる辺りが小脳の言語中枢。
。
君:Cr I, Cr II が異様に大きいわね。
私:おう、こりゃまた素晴らしいご指摘だ。Crus I と Crus II (クリュス・ワン、クリュス・ツー) と呼ばれる領域が、文法処理や意味処理、単語の生成などの言語タスクで最も強く活動することが機能的MRI研究で示されている。
君:大脳と小脳の関係って夫婦の関係(つまり夫が舵取りで妻が働き者)とか大企業と中小企業の関係(つまり元受けが企画力で下請けは技術力)に例えられるわね。
私:その通り。夫婦で餅つきの例えでもいい。夫が杵を振り、妻が捏ねなきゃ餅はできない。
君:もう一点あるわよ。
私:えっ、なにか。
君:実は二人の夫と二人の妻で、彼らは二卵性双生児、どちらかが兄で、どちらかが姉、つまりは夫同士あるいは妻同士にも力関係があるという事ね。或いは二つの企業の例えでは、実は片方はダミー、とか。
ほほほ