大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 古代の飛騨方言

アルタイ諸語の三条件

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私:アルタイ語とはどんな言語かというと、ここ、だが、14もの条件をいちいち覚えているわけにもいかない。多くの成書にある事だが実は三つを覚えておけばよい。日本語はこの三条件を備えているが、以下の通り。
膠着語である事
SOV(主語-目的語-動詞)の語順である事
母音調和がある事
君:あら、文法構造という事で考えたらSOV(主語-目的語-動詞)の語順という事が最重要な気もするわ。
私:僕もそう思う。実は韓国語もSOVらしいね。然も、韓国語は膠着語であり、母音調和もあるらしい。
君:じゃあ、韓国語と日本語はアルタイ諸語で決まりね。
私:それがそうでもなくて。韓国語と日本語は別の言語であるそうだ。つまり共通の祖先から分岐したという証明が難しいらしい。
君:つまりは、膠着語かつSOV語順かつ母音調和の言語は世界に多いという事ね。
私:それがアルタイ諸語です。
君:自家撞着ね。
私:まあ、そういいなさんな。そしてアルタイ諸語には致命的というか、非常に残念な面もある。
君:一言でお願いね。
私:共通語彙が圧倒的に少ないんだ。いくら文法が近くても、言葉が違うようではね。
君:その点で印欧語族は違うのね。
私:サンスクリット語、ギリシャ語、ラテン語、英語では、父、母、数字の3、などがほとんど同じ音韻。独逸語にして然り。
君:どこから発生したのかしら。
私:クルガン仮説というものが広く信じられている。ロシア・ウクライナ南部に存在した「クルガン文化」がヨーロッパ各地と、東方にははるばるインドまで広まったんだ。
君:アルタイ諸語とはどんな点が違うのかしら。
私:広がりの差だね。東へ、北へ、広がりに広がり、わけの分からないのがアルタイ諸語。系統とか語族と呼ばれるものは無く、単なる言語連合というのが最近の認識らしい。とにかく、アルタイ諸語は広すぎます。
君:然も、日本語や韓国語はその連合にすら入れてもらえない極東にポツンと位置する孤立した言語という事かしら。 ほほほ

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