大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 方言学
AI hallucination
私:今2025だが、この数年での人工知能の産業各分野における進出は目覚ましい。例えば医療分野で各種画像診断への応用。診断率が別次元的に向上した。
君:黎明期を過ぎて、実用段階に至っている感じね。
私:そこに落とし穴がある。実は当サイトの執筆スタイルは昨年までは、つまりは伝統的に書籍や辞典を読み漁り、小さな気づきに思わずニヤリ、これを書くというものだった。この慎重な執筆スタイルである限りはそうそう間違い記事は書けるものではない。知性の勝利というわけです。
君:あら、やめちゃったのね。最も堅実な方法なのに。
私:そうだね。人工知能はお手軽で、自分に十分な知識がありその知識の整理という意味では有効な手段だ。知識の空白の部分を埋めてくれたり、あるいは瞬時に一覧表を作ってくれたり、つまりは瞬時に出来あがったそのような資料であっても著作権は僕に帰属する。コピペして上梓しても何ら問題は無い。実はこのスタイルがこの数カ月の僕の執筆法になりつつある。継続は力なり、毎日のように書き続ける事を辛いと思った事はないがタフな仕事には違いない。
君:ただし、世界に向けて発信する以上は責任が伴うし、情報発信の質が問われるわね。
私:まさにその通り。最低限のマナーとしては、マスコミ報道と同じ倫理が必要で、必ず裏を取る fact check、という地味な作業が必要。うその記事は許されるものではない。
君:そんなの当たり前じゃないの。
私:書籍や辞典にあたる、という作業だ。このアマチュア方言家の僕にそうそう新発見があるはずがない。
君:それが結論ね。
私:いやいや。昨今はほとんどの資料がウエブで得られる時代だ。これらは人間が運用している。つまり人工知能の対話で得られたストーリーの一部がウエブ情報として既に存在すればその対話ストーリーはヴェリファイされたも同然だからネットに上梓するのに遠慮はいらない。
君:手間も省けるからいいわね。
私:いやいや。ここに大きな落とし穴がある。今後は個人が人工知能との対話で出来たハルシネーションを元に上梓する例が多く出てくるだろう。現在ですらネット情報の相当な部分がフェイクであると指摘する社会学者がいる。ハルシネーションという言葉を知らない人は chat GPT 等々を利用する事はやめていただきたい
。
君:今後のネット社会は人工知能との対話で出来た嘘に満ち溢れた情報でごった返す、というわけね。更には現在はAI原稿かどうか、をAIが判定する時代よ。つまりはコピペは恥をかくだけ。
ほほほ